2021-06-07 断熱材のこと

画像の説明


家の説明を受ける時に断熱材の性能の説明を受けることがあると思います。

実はこの性能ですが、施工の仕方で十分に性能が発揮できない場合があります。

最も日本の家で使われる、「グラスウール断熱材」ですが施工を欄にするために防湿のシートに包まれてます。(裸のグラスウールを使うやり方もありますが・・・)

通常「袋入」と言ってますがこの袋が災いして、角や配管とかがあると隙間が発生してしまいます。

この隙間が結露が発生する要因となります。

使っている断熱材自体に断熱力があるのではないです。

断熱をしているのは断熱材自身ではなく、そこに含まれている動かない空気が断熱してます。

そこで断熱材自身がスカスカだったり、隙間があると空気が動きやすくなり、断熱性能が落ちます。

日本の断熱材はスカスカですね。アメリカから輸入されたグラスウールを見たことありますが、ずっしりと重く詰まってました。

日本の物は高性能グラスウールでもスカスカです。

隙間ができるのは大工さんや職人の腕が悪いとか、手抜き工事というよりも、グラスウールを袋に入れてしまうことが要因ですね。

セルロースファイバーは隙間なく

粉末状の断熱材を専用のマシンで壁の中に吹き込んでいくので、配管の横や角などにもしっかりと入っていきます。

難しい、筋交いの斜めの空間にも、しっかりと隙間なく入っていきます。

他の断熱材ではこれだけ隙間なく入れらるものは少ないです。

意外と吹き付けのウレタン断熱材でも隙間が発生してます。

この隙間のない断熱材が断熱がよく、建物を長持ちさせます。