エアコンのエコな使い方

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エアコンですが、多くの方が暑くなってきて我慢出来ないくらいになると付ける。

冷えてきたらエアコンを切る、そして暑くなったら、また付けるという風な使い方をされていると思います。

付けている時間が短いほうが省エネと思いがちですが、実際に電気の使用量を測定する装置を付けて計測すると、立ち上がりの時間にものすごい電気を使用しているのがわかります。

エアコンにはインバーター装置が付けられてます。エアコンを付けた当初は設定温度にするために思い切り冷やしたいものです。そこでいつもの性能以上の性能を出すために、大量の電気を一時的に送れるのがインバーター回路です。

そこで能力の低いエアコンでもすぐに冷え始めますが、その分電気は大量に消費されます。

そこでエアコンは運転を開始するときに、設定温度になって安定した運転中より多くの電気を使います。省エネのつもりで運転スイッチの入り切りを繰り返すと、かえって多くの電気を消費することになります。

お部屋が冷えたと感じたら、リモコンで設定温度の調整をして冷え過ぎを防ぎ、エアコン切るよりも温度維持をさせることのほうが省エネになります。

よく、お店や事務所で一日中エアコンを付けていて冷房代が大変だろうと思いますが、実際はそうでもないです。

付けたままで温度維持するだけに電気を使っているからですね。いかにインバーターを使わないように運転させるかですね!!

やはりメンテナンスも大切です。

フィルターの様子を一度も見たことないという方も多いのでは?

フィルターにゴミやホコリなど溜まると、冷房効果が弱まり、電気代で5~10%くらい増えるらしいです。

こまめな点検清掃が大切です。最低でも2週間に一度は清掃したいものです。

フィルターの目詰まりは電気のムダだけでなく、臭いや異常な音の発生、場合によると水漏れの原因となります。

室内側は冷たい風を吹き出してますが、反対に室外機は熱交換した熱を掃き出してます。そこで室外機の廻りに自転車や物が置いてあると十分に排熱ができなくなります。

その他にも枯れ葉が引っ掛かていたり、鳥が巣を作っているということもあります。やはり定期的な点検が必要ですね。

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室外機には除湿した時に出る水を排水するドレインホースも付いてます。

これが詰まると室内側に水があふれることもあります。

掃除をすると画像のように汚れが出ることがあります。

これはこのホースの先から虫が入ったりすることで異物が入り込むことが多いです。それを防止するキャップが売られてます。

100均ショップでも売られてます。できれば装着しておきたいものです。