構造的に暑い家が増えている

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もうすぐ9月ですが、秋は遠く、暑さが続きそうです。

それでも朝夕は過ごしやすくなって来ました。

家の中が暑いという声をよく聞きます。

街なかを走っているときに思うのが、四角い家が建売だけでなく、注文住宅でも増えているということです。

四角い家は添付の画像のように、三角の空間がないです。夏の厳しい日差しで屋根が熱くなりますが、その熱がダイレクトに部屋の中に入ってきます。

断熱材は入ってきますが、熱の方が圧倒的に強いです。

どんどん家の中が暑くなってきます。

三角の屋根が付いた家はその三角の空間があることでかなり部屋の中に熱が入るのを和らげてくれます。

昔の日本の家はこの三角屋根の部分の高さがたっぷりと取ってあって、本当に涼しかったです。

今の日本では敷地の狭いところに2階建て、3階建てを建てていきますし、高さ制限がある土地も多いです。

三角屋根の部分を取りにくい家が多いのもありますが、そういう条件でなくても四角い家を選択されている場合が多いです。

そういうことはわかっていて、自分はこのデザインが好きだから建てるという方は良いのですが、最近流行っているからなどで建てるのは要注意ですね!!

家のデザイン、構造によっても光熱費などのランニングコストも大きく変わってきます。

この夏は長雨が続きましたが、四角い家は雨音も入りやすいです。凄い雨音で眠れないという話もお聞きしました。