空気は断熱材

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昨日の続きになりますが、空気は断熱材となります。

動かない空気は最強の断熱材と言えます。

冬場の厚いセーターやダウンジャケットを着ると暖かいのも、この空気のおかげですね。

実は動かない空気は金属の約1万倍の断熱性能を持ってます。

よく、家で使う断熱材で誤解されているのが、断熱材自身の素材の違いで断熱性能が違うと思われている点ですね。

実際には動かない空気をどれだけ含んでいるかですね!!

数字を見るとグラスウール断熱材もすごい数値の物があります。

ところが思ったように断熱が効かない例が多いです。

実は壁の中を土台と床の隙間などから風が入り、上へと抜けていきます。

その際にグラスウールなどの断熱材は風がどうしても抜けやすい構造となってます。

そこで土台と床の隙間などの隙間風が入りそうな場所に風が入らないように詰め物をしたりします。これが気流止めと言われるものです。

こうして、風が流れないようにすることで断熱効果は向上します。

弊社が採用しているセルロースファイバーは元は木なので無数の気泡が素材にあります。この中にたっぷり動かない空気があるので断熱効果が高いのです。

最近はガラスもペアガラス、トリプルガラスとなってきてます。

これも間の空気が効いてます。

そこでたっぷりとした空気を入れると良いとガラスの間隔を広げると空気の対流が起こり逆効果になるそうです。

微妙な間隔が最高の断熱性能を生んでいるのです。

断熱は空気とうまく付き合うことでうまくいきます。