ダントツ一位
日本の高齢化率はダントツ世界一らしいです。
約三割の方が65歳以上なのが日本の実態です。
そこで気になるのが「バリヤフリー」の言葉です。
部屋の中のバリアフリー化は進んでます。
昔は和室の入口やドアの枠のところに段差があるのは当たり前、ユニットバスの入り口やトイレの床が高いとかもありました。
現在ではほとんど段差がある家はなくなりました。
これからは温度のバリヤフリーが課題です。
朝夕はかなり肌寒くなってきました。
そこで気になるのが「ヒートショック」ですね。
急激な家の中の温度差によって、身体に悪影響を及ぼします、高齢者を中心に若い方でも起こる危険性があります。
とくに多いのが浴室やトイレなど、家の中の無暖房エリア(寒い場所)
暖かい部屋から無暖房エリアへ移動することで血圧が急激に下がり、心臓など負担がかかり、心筋梗塞や脳卒中などの重大な病につながることになります。体の一部に麻痺などが発生すると以後の生活に大きな支障が出ます。
このヒートショックから家族をを守るためには、温度のバリアフリー化をすすめることが必要です。
温度のバリアフリー化
温度のバリアフリー化のポイント
①断熱性のアップ
②窓やドアの気密と断熱アップ
③暖かいユニットバス(高断熱化)
などがあげられます。
②の窓やドアの気密と断熱アップや③の暖かいユニットバス(高断熱化)はかなり普及してきました。
ところが基本となる①の家の断熱性のアップが進んでません。
暖かいユニットバスなどを取り入れても、脱衣所エリアが寒くてはヒートショックの可能性は高いままです。
断熱を上げて、暖房がなくてもそれほど寒くない家づくりが必要なのです。
冬場だけではないですね。
高齢になるとエアコンによる冷房は苦手という方も多いです。
我慢して今度は「熱中症」の恐怖があります。
断熱が高いと冷房がなくても、それほど暑くない家となります。
扇風機の利用で十分また、エアコン一台で家を冷やすことができれば、直接冷気が体に当たらないようなり、心地よい冷房環境となります。
今の平均的な住宅仕様では断熱性は十分とは言えません。
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断熱性の高い家は高いというのは過去の話です。