吸音と遮音

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静かな家づくりの中で吸音遮音という問題があります。

そして「防音」という言葉から始まります。

防音とは、家や部屋などに音が入ったり、家や部屋から発生する音が漏れたりするのを防ぐことです。

防音をするのに吸音遮音を上手に組み合わせていかないといけません。

まずは遮音から

まずは「遮音」ですが簡単に説明すると音を遮りるということです。音とは振動が伝わってくることです。遮音は、それらの振動を遮断、跳ね返すことで音が伝わることを防ぐことなのです。

振動を伝わらないように跳ね返すだけなので、振動のエネルギーは残ったままです。そこで遮音だけでは室内に音が残り、反響して音が聞き取りにくくなったり、伝わる音の質が変わったりして、会話がしづらいなどの弊害を起こします。

遮音すれば外の音は入らず、家の中の音は漏れませんが生活はしづらくなります。

そこで吸音を加えていく

音(振動)を遮る遮音とは違い、音の振動を多孔質の材料などで吸収することで音が伝わることを防ぎます。

多孔質の材料など吸音材はどうしても音が抜けていくので、吸音材だけでは防音は出来ません。遮音材と組み合わせて防音を完成していくことになります。

冒頭の画像は無響音室の画像です。吸音材を張り巡らせた、特別な用途で作られたものです。この空間では響きがなく、音そのものの音しか聞こえません。響きがなくなるとこれはこれで生活しづらい空間となります。

適度な響きの空間を吸音材の調整で作り出す必要があります。

吸音遮音を組み合わせる中で・・・

現代の家づくりは音を反射する、ビニールクロス、ビニールシート張りのドア、建材、塗装済みの床材など音は遮れますが音の反射が発生します。そこでテレビの音が聞きづらい、会話がしにくい家が増えてます。

フラッターエコー(反響)というものです。これを防ぐのにカーテンやじゅうたん、ラグ、ソファーなどが有効なのですが、最近はこれらのものを排除する傾向にあります。

そこで、快適な音空間、響きが作り出せるのが自然素材です。
音楽のコンサート専用のホールとかでは無垢の木材が多用されてます。一般の家でも内装・床を無垢の木材で仕上げていくと音楽ホール波の音空間が実現できます。響きが良くて、エコーの少ない音空間が出来ます。

塗り壁も多孔質で適度に音を吸収、一部を反射させて心地よい音空間をこちらも作り出せます。

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また、ダブル断熱の壁はこの厚みと様々な材料を通過することで高い防音性です。ダブル断熱と自然素材の組み合わせで、快適な音空間と静かな家を実現できます。

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