家を建てるのにどの会社を選ぶか?②
家選びで気になるのは保証と信頼性だと思います。
保証と信頼性だとやはり【ハウスメーカー】と思われますよね!!
ところが実際に家づくりの相談会や日常業務の中で様々な相談受けます。
そこでハウスメーカーさんに関わることもかなりあります。
ハウスメーカーさんのひとつの特徴として、独自の工法・建て方、建材などで他とは違うオリジナルの家を建てられてます。
ところがこの工法や建材に不都合が発生して、それまでに建てられた家でトラブルが発生すると、現在、契約・打ち合わせ中のお施主さんの家の工事・打ち合わせはストップしてしまいます。
独自の工法・建て方、建材などのためにストップしたら解決するまでは長時間を要します。その間の対応がエグいのです。
ほとんどの会社が知らんふりで逃げ回ります。工事が遅れても契約書をよく見ると建築側に有利な内容でほとんど違約金を払わないで良い契約です。(実際は良くないのですが、あまり契約書の端々まで読んでから契約する方は少ないです。)
弊社でもハウスメーカーが、いざ建築となると工事がストップ、あとは知らんぷりで土地は契約しているし、困り果てて相談に来られたお施主さんがおられます。以後のことは弊社でサポートして建てていただきましたが、実際にあちこちでこんな事例が溢れてます。
多くの会社が在来工法を選択してます。
古来から日本では在来工法の家を建てて来ました。長い間の経験と実績で確かな工法となってます。そして、どんどん進化してます。
新たな工法はまだ実績がありません。悪い言い方をすれば今、建てているお施主さんの家が実験台と言えます。
宣伝では耐震性の向上とか、住みやすい家とかありますが、プロから見るといかに家を安く建てるかを追求するための新工法という気がします。
実際に増築やリフォームとなると、建てた会社でないと無理ということが多いです。エアコン用の穴を壁に開けるのにも特殊な工具でないと開けられないケースもあります。
在来工法の場合はどの会社でも、増築やリフォームなどは請け負うことが出来ます。万一、会社がおかしくなっても引き続いて他社でも工事が続行可能です。
ハウスメーカーさんの場合は独自の工法のために、他社で引き継が厳しいです。
ハウスメーカーさんでも倒産やハウス部門の打ち切りなどはあります。過去に大手の会社が住宅部門に参入しましたがほとんど会社が撤退してます。行き詰まって、他社と合併したり、子会社化したところも多いです。
それらの会社の独自工法の家で建てられた方は困り果ててますね!!
在来工法の家が選ばれている理由のひとつがこれです。
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