2021.11.22
カテゴリ：ブログ
隙間風
「うちの家は隙間風が凄いの!!」
『何処からか❔隙間風が入ってくる」
などとよく言われます。ところかよく調べてみても問題がない時が多いです。
この隙間風の原因は実は「窓」ということが多いのです。
古い家はシングルガラスにアルミサッシです。この組み合わせの窓では、外気温が下がると何の抵抗もせずに冷たさが部屋の中に入り込みます。
煖房をかけた暖かい室内では冷たい空気は強烈に下に下がって流れます。これを「隙間風」と感じるのです。コールドドラフト（cold draft）という現象です。
現在、建てられている家はペアガラスやトリプルガラスとなり、サッシも樹脂との複合または樹脂製サッシなど熱を伝えにくい窓を使っているので窓でのコールドドラフトは起こりにくくなってます。
吹き抜けやリビング階段でも・・・
このコールドドラフト現象は、窓だけでなく家の中では吹き抜けやリビング階段でも発生することがあります。
断熱性能の低い家で間取りに吹き抜けやリビング階段を取り入れると、煖房をかけると暖かい空気は急激に上昇します。そうすると冷たい空気は下に急激に落下してきます。寒くてたまらない家になります。
これを防ぐためには家の断熱性能を上げて、家の中の空気の温度差を減らすことが重要です。
弊社の施工事例を見ていただければわかりますが、リビング階段や吹き抜けが多用されてます。
断熱性が高い家なら、寒さ(コールドドラフト)のことなど気にせずに自由に間取りやデザインのことを検討できるようになります。
ある面では家の中の温度を均一になりやすくするために、断熱性の高い家では吹き抜けやリビング階段を取り入れることがよいといえます。
これでより快適に過ごすことができます。
断熱性の高い家を検討しませんか❔
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