あって良かったパントリー

最近は間取りの打ち合わせで「パントリー」をご希望のお施主さんが増えてます。

キッチンの近くで食品の貯蔵などができるスペースですが、最近は大きめに取って、アイロンがけなどの家事スペースとしても使えるようにしている場合もあります。

古フランス語のpaneterie =「パンの貯蔵庫」が語源です。現在では冷蔵以外の保存が効く食材等の保存場所として活用されてます。

また、地震などの災害対策の保存食の置き場所としても検討される方が増えてます。

共稼ぎのご家庭では買いだめができて「あって良かった」と思えるスペースですね!!

パントリースペースを別に取りにくい、狭くてとても無理という場合は、キッチンのバックスペースを棚にしたり、廊下や通路の壁面を棚にすることでパントリースペースとすることも可能です。

また、キッチンが扉型から、引き出し収納型に変わりつつあります。これまでの扉型ではたくさん物を入れ込むと収納物が取り出しにくかったですが、引き出し式になってからは効率よく収納が可能となりました。

とくにパントリースペースを設けなくても収納力が上がってます。
ただ、入れすぎにはご注意下さい。耐荷重の制限があります。
入れすぎると引き出しが重くなったり、落ちたり破壊されたりします。重量物は別の場所が良いかもしれませんね!!

空間を有効的に、上手に活用するのは設計者の腕の見せどころとなります。ご相談下さい。

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