家づくりの新たなポイント

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家づくりのポイントは駐車場、駐車スペースになってきてます。

先日、他社さんの家ですが、引き渡しの際に大騒ぎになった話を聞きました。

そのお施主さんは車2台が楽に駐車することができる駐車スペースをご希望されてました。

家は順調に完成して、引き渡しとなりました。

お施主さんは、工事中だったので駐車スペースの確認とかはしていなかったそうです。

お施主さんご夫婦はやはり気になっておられたようで、引き渡しの日に2台の車で引渡式に行かれたそうです。

ご主人の車をまずは入れました。楽に降りれるにはと少し余裕を持って停められました。

そして、奥さんの番になって騒ぎは始まりました。

車が入らないのです。残りのスペースは軽自動車でも厳しいスペースです。

車のサイズにドアミラーは含まれてない!!

実は車の車幅ですが、カタログや車検証の数値にはドアミラーや屋根についているラジオのアンテナは含まれていません。そこでよくトラブルが発生してます。

経験豊かな設計の人が意外と知らなかったりします。

そして、ドアを開けて楽に降りれるスペースにしても、車種、デサインよっても違います。

車高の低いスポーツタイプの車だと意外とドアを開かないと出入りが難しいのです。

車の車内空間の底の方に体を落としているので、ドアをしっかり開けてでないと出にくくなります。

最近流行りのトールスタイルの車は少しドアを開いただけで手入りできます。

駐車スペースの検討の際にドアミラーやドアの開閉のことを含めてることが重要です。

そして、日本車もサイズが拡大してます。

以前は日本用に狭い車幅の車を生産してましたが、国際的には車幅が広がってます。

走行の安定性、事故の際の安全性の確保が要因です。

わざわざ日本の道に合ったサイズの車を作るとコストが掛かります。そこで国際的なサイズの車を日本向けにも発売をし始めています。

車幅が1800mmを超える車が増えてます。

この問題には家のサイズも関係してました。

この騒ぎが起こったお施主さんが選んだ家はメートルモジュールの家でした。

メートルモジュールの家は1スパンが1mX1mのサイズです。通常建てられているのが910mmX910mmです。9cmの差があります。たかが9cmの差と思われますが2割程度、家が大きくなります。

家が広く(部屋が広い)というメリットがありますが、家が大きくなる分は駐車スペースや庭の部分は圧迫されます。

土地に余裕があれば問題ないのですが、狭い敷地では要注意ですね!!

このお施主さんの建てた会社の設計の方が、無知でこの駐車スペースにしたのか?
それとも、分かっていたが家を入れるのを重要視したために狭いスペースをわざとしたかですね!!

メートルモジュールの家でお施主さんの希望の間取りの家を建てると駐車スペースが圧迫されたのかもしれませんね?
910mmのモジュールでしたら問題なかったかもしれませんね!!

ほぼ毎日、車の出し入れはありますよね!!
しっかり検討していきたいものです。

このご夫婦と建てた会社の交渉のその後はわかりませんが、最悪は建て替えですね!!

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