日当たりが悪いと
日当たりが悪いと家と人に様々な悪影響を与えます。
一番大きい問題が湿気が高くなりやすい点です。
湿度が高いとカビが生えやすく、構造体や仕上げ材を劣化させます。
健康にも良くない状態となります。
カビなどが生えて衛生状態が悪化するというだけでなく、太陽の光には体内時計を整える役割があるといわれてます。太陽の光を浴びることで自然と生活リズムが改善されていきます。
日当たりの良い家では室内でもしっかりと陽の光を浴びることができてます。
日当たりが悪ければ陽の光を浴びること少なくなり「朝が来てもなかなか起きられない」「夜になっても寝付けない」といったことが起こることがあります。
陽の光から大量の熱を得ている
太陽の光によって生じる熱のことを「日射熱」と呼んでます。
「日射熱」をたくさん取り入れられることで、冬は暖かい家となります。
日当たりが悪いと「日射熱」を取り入れることができないので、冬には寒い家となります。
そこで昔から日当たりの良い場所に家を建てて、日差しの強い夏には、すだれやたてすを利用したり、家自体も軒やひさしを付けることで夏の日差しをカットするということをして、冬は暖かく、夏は涼しい家づくりをしてきました。
最近ではLow-e加工された高性能なガラスなどもあるので、より「日射熱」のコントロールができるようになりました。
日当たりの良い場所は家の設計、工夫で何とかなりますが、日当たりの悪い場所の改善は難しいです。
日当たりや環境の違いが住みやすさを左右することとなります。とても重要ですね。
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