アイランドキッチン
今期のテレビドラマで「魔法のリノベ」というのをやってます。
ついつい、不動産や建築関係がテーマのドラマは興味があるので見てしまいます。
原作は女性向けの漫画とか・・
大手にいた、主人公が中小の工務店に転職、築年数がいった家をリノベを提案するというストーリーです。
和モダンとキッチンにこだわりがある依頼主さんが一話目です。
ここで気になったのがアイランドキッチンですね!!
実は北米などのアイランドキッチンはキッチン自体は壁に付いてます。センターに「作業台」これがアイランドですね!!
「作業台」についていてミニシンク、コンロが付いていることは少ないです。
日本で言われているアイランドキッチンは対面式のオープンキッチンというのが正解ではと思えます。
そして、最も大きな違いは北米ではダイニングという独立した空間、日本ではLDKというリビング一体という点ですね!!
アイランドキッチンのメリット
独立キッチンにない開放感
広い空間にキッチンを置くので開放感はありますね!!
リビングに向かっているので家族の様子を確認しながらとか、大きなテレビを見ながら調理とかも可能です。
デザイン性の高さ
雑誌などでおしゃれなキッチンが紹介されてます。キッチンメーカーも見栄えのする商品をどんどんと発表している力を入れているキッチンスタイルです。
家族で調理ができる
アイランドキッチンのまわりがすべて空間なので、壁がなく四方から調理や配膳が可能で、家族が調理に参加とか友人とホームパーティなどの時に複数人でキッチンに入れます。
アイランドキッチンのデメリット
広い空間が必要
キッチンのまわりが言えば通路です。キッチンの奥行きもあるのが普通です。どうしても広い空間が必要です。小さな家でアイランドキッチンにして、リビングが狭くなるなどよくあります。
調理の臭い、油煙がリビングに回りやすい
アイランドキッチンの場合はオープンキッチンなので壁などもなく、レンジフードは効きにくく、調理の臭い、油煙がリビングに回りやすい
収納・調理道具の置き場所が少ない
このスタイルだと正面や側面に壁がないので調理道具の置き場所が少ない、見えるキッチンなので隠した場所への収納と調理をする際に困る(手間がかかる)ことが多くなります。
また、バック棚なども離れた位置になりやすいので動線が伸びます。
子供さんの遊びになりやすい
広い空間でクルクルと回れるので子供さんの遊びになりやすいです。熱い鍋を持っているときに子供さんがママに突進という事例もあります。
年を取ると5.6歩がつらい
アイランドキッチンの場合は何もするにも5.6歩以上動くということが増えてきます。
年を取ると5.6歩がつらくなってきます。最近よく聞くのが、アイランドキッチンや対面キッチンにしたのに、昔のように壁付のキッチンで振り向いたらダイニングテーブルのキッチンに直す方があるそうです。
雑誌などでほとんどがアイランドキッチンや対面キッチンにしたけど、やっぱり使いにくいと直されるそうです。
よく考えると北米のキッチンもこんな感じですね、センターの作業台の一角に椅子を置いて朝食などはここで食べたりします。日本の壁付けのキッチンのそばのダイニングテーブルは作業台兼用ですね!!
アイランドキッチンや対面キッチンを否定するわけではないですが、アイランドキッチンや対面キッチンでないとダメという風潮があるように思えます。
キッチンだけでなく間取りにしても、住む方、住む家族で要望やライフスタイルが違ってます。それでいて、どこも同じキッチン、間取りで建ててます、あとで不満が出てくるのは当たり前ですね!!
自分流の家づくりが重要ですね!!
アートホームズは自分流の家づくりを応援します。
自由な発想の自分流の家づくりを頑張りましょう!!
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