2022.07.30
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木の家も、鉄の家でも結露は起こる。
家が長持ちしない原因の多くは「結露」「壁内結露」です。
びっくりなのですが、鉄の家は結露しない、シロアリが付かないと説明しているハウスメーカーの営業マンがいるそうです。
鉄の家でも内装やかなりの部分で木材が使用されてます。そこでシロアリ被害も起こります。
「結露」「壁内結露」についても、本当は木の家よりも、非常に起こりやすいです。昨日の添付の画像にもありますが、鉄はとても熱伝導率が高いです。結露は温度差があるほど起こりやすいのです。
鉄はあっという間に熱を家中に伝えてしまいます。それとともに結露の被害も家全体に広がりやすいのです。
住宅展示場では定期的に建て替えを行います。新商品が出れば広く多くの方に見せないといけないからです。
一度、その解体現場を見たことがありますが、壁の中の断熱材は落下して真っ黒になってました。間違いなく「壁内結露」が発生しているのです。それも壁という壁が全部真っ黒でした。
住宅展示場では短いサイクルで建替えますが、実際に住む家では長年この断熱材が下がった家で住み続けることになります。
家の劣化だけでなく、健康被害も!!
結露の発生で壁の中が、カビやダニが発生しやすい環境となります。
大量発生することで、喘息、気管支炎、アトピー性皮膚炎などのアレルギー症状など健康被害につながります。
結露の発生 → 結露が水に変わる → 湿度が高くなる → カビや腐敗菌の発生 → カビを餌とするダニの大量発生発生→ ダニの死骸や糞が室内にも出てくる →人の気管に侵入
各種の健康被害の発生(アトピー性皮膚炎等のアレルギー症状や喘息、じんましん、鼻炎など)
これらの症状が家が原因と思わずに生活を続けている場合が多いです。もちろん家以外の原因も多いですが、治療を受けても直らない、直っても再発する場合は家が原因ということが多いです。
家選び、家づくりの中で「結露がない」「結露が発生しない」というのが大変に重要だということがお分かりいただけると思います。
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