木の家は長持ちしない?
「木の家は長持ちしない?」
「すぐにダメになる」
と言っているハウスメーカーの営業マンさんがいるとご来社のお客様からお聞きしました。
よく、雑誌やテレビなどで「築百年」「築二百年年」などという家を特集したりしてます。
そんな家は少数派ではなく、あなたのお住いの地区にも点在していると思います。
長年の風雨に耐え、今もまだまだ快適に住める家が存在してます。
逆に言うと「鉄」や「コンクリート」の建物が文化財的に長持ちしているというのはほとんどないです。
ほとんどが数十年でダメになってます。
木の家は建てた後も進化する?
「鉄」や「コンクリート」の家は建てたら、すぐに劣化が始まります。
ところが「木」は切り倒して、製材して家を建てますが、その後も進化してます。
その木が切られて製材された、年月くらい過ごしたあたりが最大強度になるといわれてます。
60年くらい経った木なら、60年経過後です。
百年くらい経った木なら、百年過ぎたころが最強強度となるということですね!!
「木の家」はそこから少しづつ劣化しても長持ちするのです。
長持ちしない?すぐにダメになる!
わけではないです。
「木の家」がダメになるのは湿気、シロアリ、地震などですが、先人は長年の経験と知恵で「木の家」が長持ちする建て方、工夫をしっかりとしてます。
長持ちしない?すぐにダメになる!のは戦後の大量消費型の家
大量に
早く
安く(現在はそうではないですが・・・)
戦後の復興とともに大量の家を建てる必要から、工業化したプレハブという大手のハウスメーカー主導の家が大量に建てられました。
そして、長く持つということは無視され、新建材を大量に使った長持ちしない家が売り続けられました。
長持ちしない?すぐにダメになる!→本当はどちらなのでしょうか?
そんな、家を売っている営業マンが長持ちしない?すぐにダメになる!といっているのですね!!
今の家は一代限りの発想で間取りを検討して、家を建ててます。
家は短命と意識が打ち合わせの時からあるからですね!!
一生に二度建てるが常識化し始めてます。
欧米の家のように60年から100年持つ家なら、もっと違う考え方も出てくるかもしれませんね!!
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