選ぶ家を間違えると・・・

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家を買った後の費用について考える中で、新築のクォリティをどこまで維持できるか?という問題があります。

建材の耐久性のこともありますが、家が劣化させる問題児が湿気(水蒸気)と水分です。

暖かく湿った空気が低い温度の物体に触れると飽和水蒸気量を超えて水滴となります。これが壁や床などに広がりカビなどの原因となり、構造材を傷める原因になります。

この壁の中の結露ですが、見えない空間で発生するのでダメージが進行して、表に出てくるまで気が付かないことが多いので厄介です。

しかも、冬だけでなく夏にも発生します。場合によっては冬場よりも真夏の方が発生しやすかったりします。カビや腐敗菌だけでなく、水分が多いとシロアリなどの発生も考えられます。

よく、軽量鉄骨の家は結露やシロアリの被害とは無縁と説明しているとお聞きします。

ところが実際に建てている家を見ると鉄の柱に内装材を施工すると作業性が大変に悪いので、オール鉄の家ではなく、木とのハイブリット的な構造としてます。主要な構造体だけが鉄ですね!!床や壁を取り付ける部分には木が使われてます。

そこで軽量鉄骨の家でもシロアリの被害は出ています。

内部結露の問題も鉄は木よりも熱伝導率が高い分、発生しやすいです。

そこで「木の家」「鉄の家」「コンクリートの家」という建て方の違いにかかわらず、どれだけ結露対策が出来ている家であるかということが重要ですね!!

結露は起こります!!

高温多湿の日本の気候では(加えれば冬も湿度が高い)、結露はどうしても発生してしまいます。

その発生した結露をどう処理できるかですね!!

近年の日本の住宅はビニールハウスと呼ばれてます。ビニールクロスを筆頭に、床や仕上げ材もビニールシート張りです。床も木目に見えてビニールシートです。

そして、ほとんどの家がグラスウールを使用するので石膏ボードの裏にも気密シート(ビニール製)をびっしりと張り込んでます。

ビニールばかりなので調湿性に乏しいです。すぐにカビだらけの状態になります。これらの家の多くが15年から20年で建替えられてます。家の価格が上昇しているので30年ローンも多いです。ローン完済前に建て替えも多いです

昔の日本の家は分厚い土壁で、床は畳か無垢の床板、間仕切りも木か紙ですね!!
調湿性に富んだ自然素材に囲まれてました。
カビの発生はほとんどありません。

長雨が続く梅雨時期などに一部に発生するくらいです。建物を腐らせたり、劣化させるほどではないです!!

弊社の家の構造をよく見てもらえばわかりますが、昔の日本の家に似た構造となってます。

昔に比べて気密性や断熱性を高めるために進化はさせていますが、基本は結露にしっかりと対応した家です。

このことが長持ちするので、次世代でも使える家となってます。

選ぶ家を間違えると・・・ローン完済前に建て替えとなります。

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