新築した家なのに外より寒い

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昨日は夏のような気候でしたが、10月にはいってやはり涼しくはなってきてます。

知り合いと話をすると「新築の家」が外よりも寒い、もはやストーブを出す用意をしているというのです。

実際に調べたわけではないので原因は?ですが、よくある事例について知り合いには寒くなるメカニズムを説明しました。

たぶん?新築の家なのでしっかりと断熱材がはいっているはずです。ところがグラスウールなどは意外とスカスカで、壁の中にしっかりと詰まっているというよりは壁面近くでは隙間だらけということが多いです。

また、吹付の現場施工のウレタン系の断熱材だと壁厚の半分から7割程度しか吹いてないことが多いです。

そうなると屋根(家の上部が)が暖められると基礎から壁、そして屋根へと上昇気流が発生します。通常、基礎あたりはかなり温度が低いです。その冷たい空気が一気に屋根まで駆け上がるのです。

冷たい風が通るのですから部屋の中は寒くなってきます。

試しにコンセントあたりから冷たい風が出てないかと聞きました。後日の連絡ですがコンセントまわりから冷たい風が感じられるとありました。

断熱材が効いているのが悪影響??

しかも、分厚い断熱材が外気熱をカットするのです。家は暖かくならないのです。そこで外より寒い家ができるのです。

ここで誤解して欲しくないのが、断熱材が悪人と思われることです。断熱材はしっかりと働いているのです。夏などはこれで家が外気熱に熱せられて暑くなるのを防いでます。

悪いのは壁の中の気流ですね!!
壁の中に隙間があるので上昇気流が発生するそれが寒くしているのです。
壁内結露を防止するためにわざと壁の中を通気させる工法があるにはあるのですが、NGな工法と思いますね!!

本当は気流止めと言って、基礎から空気が流れるのを止めるために床付近の基礎から空気が流れそうな空間に断熱材などを丸めて入れたりして防止策をするのが当然なのですが、日本の大工さんはそのことを知らないまたはやってない方が多いです。

施工がしてない場合はこのような上昇気流が発生します。冬が地下ずくと外より寒い家が出来てしまうのです。

他にも窓が多くて大きくて熱が逃げやすいとか、窓まわりや家のあちこちに隙間が多いとかなることもあります。

セルロースファイバーの家なら・・

セルロースファイバーの場合は密度濃く、隙間なくびっしりと断熱材が詰め込まれてます。

壁の中を上昇気流が発生しにくい状態となります。外よりも寒いということが起こることはないですね!!

グラスウールなど断熱の数値などは高性能なものならかなりの数値です。劣っているとは言えないのですが、その断熱材をしっかりと生かせる施工がされているかですね!!

断熱材が入れてあるだけでは、夏に涼しく、冬に暖かい家はできません。断熱材の性能をしっかりと生かせる正しい施工がされてないと、断熱材が生かせないばかりか、家を傷めることにもなります。

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