ドイツと日本の家の違い
サッカーワールドカップで日本はドイツに歴史的勝利をしました。
戦後、未熟だった日本のサッカーを世界と戦えるレベルに引き上げてくれた、指導者はドイツ人の方だったそうです。
ここにきて、ドイツに勝てるほどに成長しました。
ところが家については大きなレベルの違いがあります。
日本も、ドイツも第二次世界大戦では敗戦国です。
その中、日本は壊滅的にやられて、焼け野原となりましたが、ドイツは比較的被害が小さかったそうです。
戦後はとにかくたくさんの家を建てないといけない日本でした。家の性能よりも「安く、早く、大量」の家を建てることに重きが置かれました。
戦後すぐならわかりますが、その流れが現在まで至ってます。今でさえ昔とほとんど変わりない家を日本は建て続けています。
厚さ36センチの断熱材
ドイツは近年、厚さ36センチの断熱材が新築・中古住宅ともに施工が義務付けされているとか・・・
日本では新断熱基準となっても、これから建てる家についての規制です。中古の家までということはないです。断熱の低い家に住み続けることとなります。
日本は国土が狭く、建てる土地も少ないので、壁を厚くすると部屋が狭くなるとか言いますが、ドイツも広い国ではないです。
やはり、省エネとか国民が健康に暮らせるようにしようという気持ちというか、やる気の違いですね!!
車を買う時にカタログに燃費性能の記載があります。車選びの比較の時に重要なポイントですね。
ドイツでは賃貸物件に車である燃費性能みたいな、家の断熱性能が数値化されて物件の紹介に記載があると聞いたことあります。
どの賃貸を借りるを比べる時に家の燃費(?)も重要なポイントになっているところが凄いです。
日本では自分で判断が必要
日本では国を挙げて、政府が大きく動くということがないです。日本では自分で断熱性の高い家建てるという判断が必要です。
広島は温暖な気候で断熱の高い家は必要ないと言い切る建築会社がありますが、広島は氷点下を切ることも多いですし、雪が降らないほど温暖な気候でもないです。
そして、冬のことしか考えてないですね!!
夏の猛烈な暑さを防ぐのも、とても重要なのです。
大き目のエアコンを付けても夏の暑さが解消できない家があるのも事実です。
断熱の高い家は猛暑の夏でも快適に過ごせます。
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