ドイツと日本の家の違い②

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昨日の続きですが、ドイツを中心に最近は針葉樹の端材や鋸くずが原料のセルロース断熱材が良く使われてます。

弊社は新聞紙から作られる「セルロースファイバー断熱材」ですが、針葉樹の端材や鋸くずが原料なのがセルロース断熱材です。化学物質を含まないオーガニックな断熱材です。

調湿性能が高く、熱容量も高いので、特に夏のを防ぐのに優れてます。熱容量も高いと断熱材自体が暖まりにくいということになります。真夏の屋根などに入れられた断熱材は断熱材自体が暑くなってます。

住み心地という面では調湿性能の違いは大きいです。どんなに断熱性能の高い断熱材でも、調湿性能が低いと室内はムッとしてきます。断熱材自体では調湿してくれないので、エアコン等の力を借りて、湿度を下げることになります。
人は湿度を下げることで涼しく感じてきます。

生産から廃棄までエコな断熱材 

現在では生産時に消費されるエネルギーの問題が重要視されてます。
どんなに性能の良い断熱材でも、生産時に大量のエネルギーを消費したのでは意味がないですね!!
断熱をすることで使用するエネルギーは削減できますが、使用時に使用したエネルギーを考えると概ねゼロにするだけで時間がかかります、ゼロにした後からがやっとエコとなるのです。

セルロース系の断熱材は生産時にほとんどエネルギーを消費しません。素材のままを断熱材として使用してます。

そして、長い年月ほとんど劣化することなく断熱性能が続きますし、入れることや入れ方(施工不良)で建物を傷めるということも少ないです。

廃棄に関しても、とくに無駄なエネルギーを使うということや環境汚染も少なく、リサイクルも考えられます。

日本ではセルロース系の断熱材は、まだまだ普及してません。
断熱材を変えるだけで、住み心地、とくに夏の過ごしやすさが変わってきます。

自然素材にこだわった、断熱性の高い家を適正価格で、ご提供してます。
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