不動産広告で徒歩〇分とありますが・・・
家づくり、家探しで情報源として、新聞のチラシや住宅情報誌の広告などは重要ですね!!
よく、駅から〇分とかあります。
これはちゃんとしたルールがあって表示されてます。
「徒歩1分＝道路距離80メートル」で算出します。
実際に歩いてみると「80メートルを1分で歩く」というのは意外ときついです。
小学生や高齢者さんでは表示通りに歩けないかもしれませんね？
そして、一分未満の端数は切り捨てされます。この切り捨てが大きいです。四捨五入ではと個人的には思いますが切り捨て表示です。
そして、道路距離を「80メートルを1分で歩く」で計算されたものなので途中できつい坂があったり、横断歩道などのロス時間は含まれません。
実際に歩いてみると倍くらいかかることは多いです。
起点と終点の決まりがあります。
起点は駅なら駅の出入り口からです。
改札口ではなく出入り口です。改札口から出入り口までが遠い駅などがありますので改札口からでないので注意が必要です。
終点は戸建てなら玄関、マンションなら出入り口です。
昨年の9月から表示に変更がありました。
大型マンションなどは敷地が広く、庭的スペースの出入り口や駐車場の出入り口を起点とすることがOKでしたが昨年の9月から表示に変更がありました
駅からの場合は駅の出入り口からマンションのエントランスから測ることになりました。戸建てでいう玄関からですね。そこで計算される道路距離がマンションによってはかなり違ってきます。
また、超巨大なマンションだと複数の建物があったりします。駅からなら敷地内の一番奥(駅から離れた建物まで)で計算することになりました。
不動産広告のルールは消費者に不利益とならないように少しずつ改正されるてきてます。
詳しく知りたい方は
「不動産の表示に関する公正競争規約（表示規約）」
「表示規約施行規則」
などで検索するヒットします。
土地探しでも参考となる広告表示ですが、通学路などは児童・生徒さんの安全のために最短ルートではなく「指定の通学路」がある場合もあります。実際には学校等に行くためには時間がかかることもあります。
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