パンケーキクラッシュ

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2月6日にトルコとシリアを襲った大地震の犠牲者は、3万人を超え4万人に迫る数字となってます。

先日もお伝えしましたが、トルコは日本と同レベルの耐震基準を設けてますが、実際に日本並みの耐震基準を備えた建物はまだ少ないのが現状のようです。そこで老朽化した建物が「パンケーキクラッシュ」を起こしたことで、被害や犠牲者が増えたと指摘されてます。

「パンケーキクラッシュ」という現象は、建物の柱が地震の大きな衝撃で折れ、床が次々と瞬時に落ちて、重なったパンケーキやミルフィーユのようになる現象です。
日本でも阪神大震災や熊本地震で事例があったらしいです。
地震の時だけでなく、あの「9.11」アメリカ同時多発テロでも、世界貿易センタービルと周辺の高層ビルにテロで航空機が突入した時もパンケーキクラッシュで崩壊したと言われてます(諸説ありみたいですが・・・)。

古い建物は要注意 

築年数が古い中古マンションは値段も下がり買いやすくなってます。
ところが耐震性については古い基準のものが多いです。
公共施設だと改修工事か建て替えが行われてますがマンションなどはそのままというところが多いです。
「パンケーキクラッシュ」が起これば一瞬で我が家を失います。
また、マンションの一部半壊した際はこれもお伝えしたことありますが、大規模修繕、建て替えの議論が進まない恐れもあります。

家を検討する際に買いやすさは良いのですが、「どうして安いのか?」「どうして買いやすいのか」?
その裏に隠されている様々なことに注意が必要ですね!!

また、築年数のいった中古住宅をリノベして住むというのも、見た目だけを新しくするだけの場合が多いです。
古い建物は旧耐震基準のままです。
そして、恐ろしいのは昔の間取りは部屋を小さく区切ってましたが、その家を今風の広いLDKにしたりしてます。
柱などを切って撤去するときに、それに伴う補強工事が必要ですが十分にされてない場合が多いです。
耐震性も検討が必要です。

手に入れやすいと言っても「大金」を使うのですから、本当に十分な検討が必要です。

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