寒くなるのは換気システムも一つの要因

画像の説明


昔の家は隙間風も多く、ある面は勝手に換気が行われてました。
戦後、アルミサッシの普及、そしてさらにサッシは高性能化してます。
家自体も気密化が進んでます。

そこで建材などから出るホルムアルデヒドやアセトアルデヒドといった化学物質が要因となるシックハウス症候群が大きな問題となったために政府は建材などから出るの有害物質は緩めで、換気設備の義務付けという方法で解決することとしました。

これは2時間で家の中の全体の空気を入れ替えるものです。(一時間だと0.5分の空気)
換気が必要なのはシックハウス対策だけではないです。
人からは二酸化炭素や一酸化酸素なども出てます。これは調理などでも出ます。その他に各種の臭いなども発生します。これらを排出する目的もあります。

湿気の発生もあります。湿気た空気がそのままですとカビなどが発生しやすくなります。カビなどはアレルギーの要因の一つです。健康管理の面からも「換気」は重要です。

冬場だと室内の暖かい空気を出して、冷たい空気を入れることとなる

換気をすれば、冬場だと室内の暖かい空気を出して、冷たい空気を入れることとなります。2時間で家の中の全体の空気を入れ替えるとゆうゆっくりとした「換気」ですが、部屋の中の熱はやはりかなり抜けていきます。

以前にもお伝えしましたが、一般住宅では第一種換気か第三種換気のどちらかが付いてます。
一番簡単に言えば・・・
第三種換気は排気側にだけに換気扇を付けて「換気」をするものです。
第一種換気は吸気側にも排気側にも換気扇を付けて「換気」をしてま
す。

多くの第一種換気では中間に熱交換を付けて新鮮な吸入した空気をできるだけ部屋の温度に近づけてから部屋に入れます。そこでこの時点ではあまり冬場に寒くなることはないです。
ところがこの熱交換の際に部屋の中の熱を利用して吸入した空気を暖める(夏は冷まします)こととなります。
そうすると部屋の中の空気の熱を奪い続けることとなるので部屋が寒くなるのです。

どちらの換気方式でも室内の失われた熱以上の冷暖房を追加しないと寒くなる(夏なら暑くなるのです。)

壁や窓から抜ける熱を防げば冷暖房の負担は減ります。

前回お伝えしましたが換気で抜ける熱よりも、壁や窓など家自体から抜ける熱の方が恐ろしく多いです。
だから、家から抜ける熱をしっかりと抑えることで冷暖房の負担は減り、光熱費は下がります。そして省エネとなります。結果的に温暖化の防止に貢献できることになります。

できるだけ家の断熱性能を高めることがじゅうようなのです。
家の断熱性能が高いと少々の換気では寒さ(夏なら暑さ)を感じることが少なくなります。

自然素材にこだわった、断熱性の高い家を適正価格で、ご提供してます。
家のことならアートホームズにご相談下さい !
まずは、家づくりの無料相談会「山田塾」にご参加ください
☎ 082-836-3881
「山田塾」に参加したいのですが…』とお伝えください