車は省エネにしのぎを削っているのに・・
１０年くらい乗った車を買い替えられると、燃費性能の良さにびっくりされると思います。
とにかく最近の車は燃費性能が進化してます。
進化の要因は電気(モーター)の力をプラスしたハイブリッドの技術ですが、それだけでは驚異の燃費は引き出せません。
エンジン自体も改良がされ続けてます。
実はエンジンから発生する動力の数%しか車を動かすのに使えないのです。まずはエンジン内で金属の摩擦でかなりが失われます。そしてエンジンの動力をタイヤに伝えますがこの駆動系でも悲惨なくらいに失われます。最後にタイヤの抵抗などもあります。
この損失分を少しでも減らすために車が進化してます、昔は前にエンジンがあってその動力を後輪に伝えてました。伝達するのに重たく長いドライブシャフトが必要です。それを後輪ではなく、前輪に伝えると重くて長いドライブシャフトを使わないので損失が少なくなります。車自体も軽くなるのでその分は省エネになります。
ただ、狭いエンジンルームで前輪に動力を伝えるのは困難が多いです。
操作性なども違うので失敗の連続でした。長年の努力で前輪駆動でも後輪駆動と変わらないような操作性を得る時代となってます。
エンジン内の金属の摩擦の問題も、レースの車にしか使われてなかったコーティング技術を一般車にも採用し始めてます。このコーテイング技術はとっても高価です。それを研究してコストダウン、大量に使うことでのスケールメリットで使える価格にしてます。
このような技術の進化でハイブリッド車でなくても脅威の燃費性能を出す車も増えてます。
家の方は進化が止まっている
家の方はここ２０年、３０年の間ほとんど進化してないです。
何度もお伝えしていますが、窓のサッシが半樹脂化か樹脂化して、ガラスが複層化したくらいです。
断熱についてはほとんど変わってないですね!!
家の方は進化がストップ、エアコンなどの性能が進化しているので、少しだけ光熱費など少し改善されているだけで、家自体の性能で減少していることはほとんどないです。
車や家電では恐ろしいくらいに比較して、検討されるのに家については断熱性能などの比較、検討がされてないですね!!
それがエネルギーコストの急騰で光熱費の高騰に悩まされている原因です。
もっと断熱性能などにしっかりと目を向けていただきたいです。
そうすれば燃費(家でいえば光熱費などが)がしっかり下げられます。
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