黒の外壁

画像の説明


近所に真っ黒な外壁の家が建ちました。
2トーンとか一部切り替えとかではなく、屋根から外壁まで真っ黒です。

最近、流行っているようで近所でも増えてきてます。
この黒い外壁ですがメリットとデメリットがあります。
すぐにピンとくることがありますね!!
服でも黒色の物を着ると夏場などはすぐに暑くなってしまいます。
そうです、外壁でも同じことです。
夏場に測ると表面温度が10℃くらい違ってきます。

添付の画像のガルバの外壁(金属性のサイディング)にすると表面温度は夏場には80℃を超えてきます。触ると火傷の危険性すらあります。
投稿動画で車のボンネットで目玉焼きが焼けるかというのがありましたがフライパンみたいにはしっかりとは焼けませんが、卵に熱は入ってました。

このことはデメリットでもありますが、メリットでもあります。逆に冬場は熱を吸収しやすいので暖かくなりやすいということですね!!
ただ、暖かくなると言っても知れてます。
夏場は蓄熱して、夜中になっても外壁が熱く、西側の外壁ではこの熱せられた(輻射熱)でエアコンをかけていても熱中症になったという事例もあります。冬場は暖まると言っても夕方になればすぐに冷めてしまいます。

冬場の少しのメリットよりも、夏場のデメリットの方が大きいといったところでしょうか?
外壁の色だけで光熱費が変わってきます。

これは断熱性能の悪い家の話ですが・・・

暑くなるというのはスカスカの断熱材を入れている家の場合です。
ダブル断熱の家ならかなり熱の入りは改善されます。
とはいえ白系の外壁に比べたら少しは熱の入りは違ってきますが・・

ただ、熱の問題以外にも濃い色の外壁は退色しやすいです。
そこで塗り替えなどのメンテナンスも頻繁にするこことなります。
外壁の色はランニングコストやメンテナンス費用もよく検討して決めないといけません。

熱が入りやすいのは壁よりも窓からが大きいです。
窓が大きい、数が多い+黒い外壁とかは最悪の条件ですね!!
近所に建った家はまさにこれに当たります。
工事の最中を見るとスカスカの断熱材でした。
これから、入居のようですがいきなり「恐怖の夏」がやって来るのでしょうね?

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