水路に面している土地

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土地探しをしていると、土地が水路に接しているケースも意外と多くあります、そのような土地に家をを建てる場合にはいくつかの注意点をクリアしないと家が建てられない、建てた後で不安や災害に巻き込まれる可能性があります。

水路がある場合にチェックするポイント

  1.  建築基準法の接道義務
  2.  地盤が弱い、湿気が多い可能性
  3.  災害発生のリスク

[check] 1.建築基準法の接道義務

水路

家を建てるときに「建築基準法第42条・43条」で、「幅員4m以上の建築基準法上の道路に、2m以上接しなければならない」という義務が定められています。これを接道義務といいます。
今回は接道義務については、詳しい解説はしませんが、これに加えて土地が水路に面していると家を建てられない場合もあります。

以前そこに家が建っていた、古家がある場合でも、安心かというと、そうともない場合もあります。建築基準法がつくられる前に建っていた建物だったりすると今では建築不可となる場合があります。現在の建築基準法を満たしてないからです。完全に絶望的かというと救済措置があり、水路は別の持ち主の場合が多いので水路占有許可を得る、そして2m以上の幅の通路(橋?)を設けるなどによって建築を許可される場合もあります。接道の件はケースや自治体によっても異なります。確認が必要です
即建築可能の土地でない場合があるということです。

[check] 2.地盤が弱い、湿気が多い可能性

水路が近くにある土地はどうしても含水量が多くなる傾向があります、そして以前は田んぼや畑ということも多くて、地盤が弱くなっている可能性が考えられるため、地盤調査が必ず必要です(された方が良い)。

地盤が弱い状態だと、住宅が傾いたり、液状化現象が発生しやすかったりします。地盤調査の結果次第では地盤改良工事が必要で程度によって工法が異なります。場合によっては30万~200万程度、もっとかかる場合もあります。土地の段階で費用が増すことになります。

また、地盤の強度を高めるために「地盤改良工事」を実施する必要があり、費用が発生します。地盤改良工事の費用は土地の状態や工法によって異なりますが、30〜200万円ほど発生するケースもあるため注意が必要です。水路が近くにある土地を検討する場合には、「地盤調査の結果報告書があるか」「地盤改良工事にいくらかかるか」などを事前に確認しておくことが重要です地盤調査や地盤改良工事の内容・費用相場については、こちらの記事をご覧ください。

[check] 3.災害発生のリスク

水路はどうしても河川とつながっていることが多いため、地震(津波が川を上る)や台風、豪雨などの大型災害が発生した際に浸水が起きる可能性が高いです。豪雨等でによって水路から水が溢れると、床下浸水、床上浸水のケースも考えられます。
このようなリスクがあることを踏まえて、水路に接する土地を購入する際は過去の災害状況やハザードマップの確認がが重要です。

土地探しをする際にはまずは避けることが賢明ですね!!

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