自然素材を使った断熱材

現代の家では、断熱材の存在不可欠となっています。 家を断熱することで、快適で心地よく暮らせるだけではなく、エコな生活できるようになります。

断熱のために様々な断熱材が使われていますが、ここではセルローズファイバーなどの自然素材から作られる断熱材の有利性を解説します。

断熱材の種類

断熱材の種類は大きく3つに分けられます。

・自然素材の断熱材(セルローズファイバーなど)
・プラスチック系断熱材(スタイロフォームなど)
・鉱物系断熱材(グラスウール・ロックウールなど)

断熱性能の違いはそれほど大きくありませんが、性能だけではなく、製造にかかるエネルギー消費量、安全で環境に配慮された断熱材か、断熱以外の性能ということも考慮して選ぶことをおすすめします。

大きく違うのは調湿性能

自然素材の断熱材以外の断熱材は、ほとんど調湿性能がありません。
そこで断熱材を施工した壁の中に湿気が入り込むと結露が発生しやすく。壁内結露のトラブルが発生します。
最終的に家を腐らす要因となります。

アートホームズでは自然素材の断熱材の中でも最も優秀な断熱材と言える「セルロースファイバー断熱材」を採用してます。

「セルロースファイバー断熱材」

セルローズファイバーは、かなり前から使われている自然素材の断熱材です。

1950年代のアメリカで開発されました。寒さをしのぐために新聞紙を丸めて小屋裏に投げ込んだのが始まりとか・・・

原料には新聞紙の他、綿やおがくず、トウモロコシなども使われていました。 現在では主に古新聞を原料として作られる天然木質繊維に、難燃剤としてホウ素(ホウ酸)を添加して作られます。ホウ素(ホウ酸)は目の治療の際にも使われています。安全性が高いです。

セルローズファイバーは、アメリカでは35%くらいのシェアですが、日本で2%くらいでほど使われていません。

セルロースファイバー断熱材


アートホームズがセルロースファイバーをおすすめする理由は、セルロースファイバーが、高い断熱機能だけでなく以下のような各種の付加機能を持っているスーパーな断熱材だからです。

高い断熱性、夏は涼しく冬は暖かい家を実現する 詳しく▶

高い調湿性能、適度な湿気をキープしてくれます。
000無結露、カビの発生を抑えて、家が腐るのを防ぐ

ゴキブリやシロアリといった害虫予防ができる

高い防音性能で静かな家を実現
000アメリカでは空港近辺の騒音対策に使用されてます。

高い防火性能で火事に強い家づくりができる

セルロースファイバー断熱材は自然素材から作られた断熱材です。
断熱性能以外にも自然素材系独特の多くの付加価値があります。昔から使われてきた土壁の家に近い住み心地に断熱性能の高さが加味されました。
まさに日本の気候に適した断熱材です。

高い断熱性、夏は涼しく冬は暖かい家を実現する

高い断熱性の一つは隙間なく施工できる点です。他の断熱材の多くは配管や配線などがあるとその周りには隙間ができることが多いです。セルロースファイバー断熱材を採用することで隙間なく均一な断熱が得られます。
セルロースファイバー断熱材は調湿性能も優れてます。含んでいる水分を乾燥時には室内に放出します。その時に発生する気化熱で涼しくなります。自然のエアコン装備といったところです。
施工中にセルロースファイバー断熱材を吹き終わると急に現場が涼しくなります。