防災面から見た平屋のメリット・デメリット

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平屋のメリット・デメリットについてはあちこちで語られてます。
今回は防災面から見た平屋のメリット・デメリットについて考えてみたいと思います。

平屋は地震に対しては圧倒的に強さを発揮します。
重い、二階部分を持たない分は地震に強いといえます。
揺れに対しても高さがない分は揺れにくくなります。

火災についても避難の際に一階のみの生活なので出火の場合に避難が楽です。
二階建て以上の場合は万一、階段分が燃えると避難が困難となります。

このように防災面からみると平屋のメリットは多いといえます。

水害に対しては・・

水害となると安全な場所に避難が一番です。
ただ、雨だけでなく台風などの場合は強風で傘を差すのも危険とか、夜間で路面の様子が確認しにくいとなると危険です。
側溝の位置がわからずに転落するとかもあります。
明るいうちは問題なかったが寝ている間に周辺の様子がかわり浸水、避難が困難ということもあります。突然に水が出るということも最近の気象状態では起こりうる可能性があります。

こういう場合に「垂直避難」が勧められてます。
通常は二階まで水が来るということはほとんどないです。
二階以上に移動すれば命は守れるとなります。
平屋の場合はこれが難しくなります。
早めに安全な場所に避難することがベストになります。
このあたりが平屋のデメリットと言えます。

平屋は収納不足が起こりやすい

平屋はどうしても二階建てに比べて収納不足が起こりやすいです。
二階部分を一階に持ってきている形なので広い敷地が必要ですし、基礎や屋根部分が増えるので坪単価が高くなります。
そこで収納面積が減らされ気味となります。

それを改善するのが小屋裏収納やロフトです。
収納が増えるだけでなく、この部分がほぼ二階と同じですから、垂直避難ができる場所ともなります。
間取りの検討で「平屋」希望であっても、ロフトや小屋裏収納の検討は防災面からみると必要だと思えます。

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