断熱材が入ってない家が3割近くあります。

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海外から日本の省エネ・温暖化対策で批判を受けているのですが、その中に断熱材が入ってない、入っていても低いという問題があります。
なんと3割近くの家がいまだに断熱材が入ってないのです。
どんなに部屋を暖めてもドンドン熱が逃げていきます。
そこで人のいる部屋だけ暖める、それでも暖房が効かないから、暖かさが逃げないようにこたつで生活が続いてます。

それから昭和55年と平成4年に断熱基準の改正がありました。
ところが海外に比べて低く、指針というか努力目標ということでどうしても守らなくても良いというものです。義務ではなかったのです。
海外の多くは断熱が低いと「違法建築」とされ処分があったり、建て直しが要求されたりしてます。
とくに平成4年ということは地球の温暖化が問題となっていたのですが、日本は甘い断熱基準のままでした。

その代表選手が「アルミサッシ」です。
アルミは熱伝導率が恐ろしく高く、熱を伝えやすいのです。
その素材を使用するのですから、外気熱はドンドン入ります。
枠は冷やされて暖かい室内の空気が当たると結露します。
ガラスも近年まではシングルガラスでした。ガラスもシングルだとほとんど断熱性能がないです。
びっくりなのは今でもガラスはペアガラスにしてもアルミサッシを使用している家があることです。
お施主さんにはペアガラスにしているので大丈夫と説明しているそうです。

日本ではアルミサッシを使い続けていたので、日本のサッシメーカーは国内向けにはアルミサッシ、海外向けには高性能の断熱サッシを生産して供給するということが長い間続いてました。

サッシだけは現在は半樹脂の複合サッシを使い最低でもペアガラスとなってますが、壁の断熱は海外からは「断熱材を入れているの?」というレベルの断熱です。
部屋を暖めている熱をドンドン捨てているのが現状です。
日本の9割近くの家が無断熱かほとんど断熱されてない家です。

日本は高い化石燃料を自国ではほとんど用意できません。
輸入に頼ってます。
年々この燃料費が高騰してます。
この燃料で熱をつくり暖房をしてますが、ほとんどが無暖房か無断熱に近い家なのでほとんどを捨てているようなものです。
試算によると数兆円、人によっては数十兆円を無駄に捨てていると出されてます。

なんとなくピンとこないと思いますが、弊社で家を建て替えられたお施主さんがそれまでの家では冷暖房を含む光熱費が4、5万という方が一万ちょっとで収まっているという事例があります。
もちろん省エネ住宅設備や家電を取り入れていることもありますが、家の断熱性の高さがこの光熱費の削減に貢献してます。
このことを国レベルで考えると数兆円、数十兆円となります。

日本はCO2の排出量では銅メダルをもらえると言われてます。
本当はランク外にならないといけないのに、ばっちりと表彰台に乗る始末です。こんなところが海外から批判されてます。

今の時期はまだ時代遅れの家が建てられてます。
来年からは厳しい省エネ基準の家が義務付けとなりますが、家を建てないといけないという方もありますね。
人によってご事情があります。
この時期こそ時代遅れの家を建ててしまったと思うことになる可能性が高いです。
アートホームズでは昔から未来に通用する家を建ててきてます。
後悔したくなかったら、ぜひご相談下さい。

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