高性能の断熱材でも・・

画像の説明


断熱向上が進み高性能の断熱材が増えてきました。
ところがどんなに高性能でも施工が悪ければ、その断熱材の性能は発揮できません。
それどころか壁内結露のトラブルが発生し家を傷めてしまいます。

添付したイラストはフリーイラストのサイトからダウンロードしたものです。
多分ですが書いたイラストレーターは建築には詳しくないと思います。
描くときに現場を見たか?ネットなどにある施工画像を見ながら書いたと思われます。

イラストを見ると断熱材と断熱材の間の木がしっかり見えてます。
正しい施工方法はこの木が見えてはいけないのです。
日本の家では袋入りのグラスウールを使用します。
イラストで断熱材と描かれているフィルムが防湿層となります。
そこで左右のこのフィルムを重ねてきれいに張ることで継ぎ目のない防湿層となります。

ところがイラストのような張り方では、湿気は壁の中に入ってしまいます。
実は水蒸気はとっても粒子が細かくて、壁紙や石膏ボードを通過してしまいます。
ここでお分かりだと思いますが防湿層が途切れ途切れなっていたら室内側から壁の中に水蒸気(湿気)が入ってしまいます。

たまたま、これを描いたイラストレーターさんがこのような現場を見た、画像を見たとも言えますが、実は8割以上の現場でこのような状態です。
正しい施工方法の指導や講習会はほとんど行われてないのです。
それどころかこの上に石膏ボードを張りつけていきます。
その際に直接、木に張れば凸凹が出ずにきれいに石膏ボードを張ることが出来ます。そこで木の側面に断熱材の耳を張り付けるのが常習化してます。

どんなに高性能な断熱材であっても正しい施工が出来てないと、断熱が将来効かなくなったり、家を劣化・腐らせてしまいます。
どのような断熱材を使用されているか?
どんな施工をされているかをチェックする必要がありますね!!

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