キッチンからの臭い、油

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今、ほとんどの家がLDKという形でキッチンとリビングダイニングが一体の家が多いです。
それでも昔は対面キッチンでも前にある程度の壁があったりしました。
とくにコンロの前には壁がありました。
そこでその壁に沿って調理の時に発生する臭いや油(油煙)が流れて効率よくレンジフードに吸い込まれてました。

ところが最近ではその壁もなく、すっきりとしたキッチンですがその分は臭いや油がリビング・ダイニングに周りやすくなってます。
LDKが一階の多くのスペースを占めている間取りの家が多いので臭いや油の広がりが凄いです。

実はレンジフード自体の吸い込み量はしれてます。
前に壁とかあるからある程度の臭いや油が吸い込めます。
これはレンジフード自体もこの原理で吸い込み効率が上がっているのです。
昔はレンジフードはただの箱上で壁に換気扇が付いている形でした。
それだと換気扇の吸い込みが悪いので効率よく排気が出来ませんでした。

そして、扇風機の羽のような換気扇では外が強風なら排気ができにくくなる現象も起きてました。
今はシロッコファンという筒状の羽根(?)で風というか空気を押し出す力が強い換気扇となってますし、レンジフードの下面に板がついていて、これが整流板となりより空気の流れが出来やすくなって、吸い込み効率が上がるようになっているレンジフードが多いです。
今は換気扇の羽根が直接見えるレンジフードは少ないですね!!

また、ガスコンロではコンロの横から逃げる熱が多くて、どうしても油・油煙が出やすいです。
レンジフードもそれほど強力ではないです。それでどうしてもリビングダイニングに回りやすいのです。

ネットなどでも、この調理時の臭いや油が家中に広がることが悩みとして書き込まれてます。
もし、LDKが吹き抜けなら本当に家中に広がります。
これとかは建ててから分かることですね!!

間取りですがこのようなことも、わかっている、理解しているがこの間取りの方が良いということでそうされるには良いですが、ただ大きの方がこの間取りにしているからとか、流行っているから取り入れるというのはどうかと思いますね?

現在、キッチンの横に横並びにダイニングテーブルを置くスタイルが流行ってますが、便利が良いという反面で動線が長くなるとかデメリットも出てきてます。
間取りの決定では単に流行りだからではなく、ご自分の家族の場合とか、建てられる広さなどもよく検討されて決めることが必要ですね!!
対面キッチンやアイランドキッチン、キッチンに横並びの間取りはどうしても、かなりのスペースが必要となります。
家の大きさが限られている場合に無理やりに入れると他のスペースが犠牲になる(狭く)ことがあります。

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