全館空調で壁がすっきり?

画像の説明


全館空調を採用したいという理由に、エアコンの室内機を付けなくても良いからという方が多いそうです。
広いリビングに対応したエアコンとなるとコンパクトなタイプはないです。
ドンとかなりの大きさの室内機を付けないといけません。
この室内機がなければ部屋がすっきりするのにという理由らしいです。

全館空調を採用すると確かにすっきりします。
吹き出し口が数個付くだけです。
ところが意外なデメリットが潜んでます。
機械や家電などは絶対に壊れないということはないです。
そして、新品だからとか新しいから壊れないということもないです。

その話を耳にしました。
ある方が新築されて夏は快適に過ごされたそうです。
そして、冬が来ました、なぜか?朝から寒い!!
全館空調が壊れたのです。

それが修理となると困りものです。
簡単に修理ができないみたいです。
壁につけるエアコンと違って、部屋全体の冷暖房ですから業務用みたいなエアコンが装置に組み込まれてます。
このようなエアコン(全館空調)の設備の修理はすぐに手配が出来ないそうです。
修理の係員が来るのが一週間先、それから修理の内容がわかり再開まではもっとかかると言われたそうです。

寒い冬に一週間も、二週間も暖房なしの生活は考えられないですね!!
オーナーさんは仕方なく、暖房器具を買いに行ったそうです。
全館空調の家、高気密高断熱の家は石油ストーブ(開放型の)はNGと言われていたそうです。
そこで電気ストーブを買ったそうです。(家族の部屋分)
家族の分とLDK分です。
付けると家族の部屋は何とか暖まりましたが、LDKの方は暖まらない!!

そこで建てた会社の人の忠告は無視して、石油のファンヒーターを今度は買ってきてLDKに使用したそうです。
ここまででも数十万の出る費です。

そこで分かったことがあったそうです。
それが暖房がなければ恐ろしく底冷えのする家だったということです。
夏は全館空調で24時間冷房が入ったままで生活されてました。
家の断熱性能とか気にすることもなかったそうです。
それが冬になって全館空調が壊れて初めて、この家は断熱が悪いということを知ったそうです。
以前にもお伝えしてますが、日本ではそう断熱が良くないのに全館空調を入れて家を建ててます。
物凄い光熱費となっても24時間快適なのでと高い光熱費を支払っているのです。

そして、もう一つ「換気」も止まるということです。
LDKで料理もその中でします。
その時の臭いがするのがいつの間にか換気がされるから消えていたわけです。
それが止まるのです。
窓開け換気をすることとなりました。

そして、もっと怖いのが修理費です。約50万の修理費だそうです。
新築すぐなので本体の修理費は保証内ですが、作業員の出張費用や設備をばらしたりする工賃は別ということらしいです。つながったダクトを外したりは別と言われたそうです。

このオーナーさんは一回の故障で暖房器具の購入、修理代で100万近い出費です。
そして、断熱の悪い家とわかってこれからの冷暖房はどうするか?
悩み始められたそうです。
そして、建てたハウスメーカーと断熱性能についてもめ始めたそうです。

24時間全館空調で快適だから断熱の良い家と思っていたのですね!!
端から見るとよくこの断熱レベルで全館空調を入れるね?と思うことがあります。
しっかりとした、断熱の家ではそう大がかりな冷暖房の装置を付けなくても快適に過ごせます。

まあ、壁をすっきりとは行きませんが…
その点が重要なのでしょうか?

自然素材にこだわった、断熱性の高い家を適正価格で、ご提供してます。
家のことならアートホームズにご相談下さい !
まずは、家づくりの無料相談会「山田塾」にご参加ください
☎ 082-836-3881
「山田塾」に参加したいのですが…』とお伝えください