切ったらすぐに寒くなる

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ガンガンに暖房を入れているときは部屋が暖かいです。
しかし断熱の悪い家はすぐに室温が低下して、外気と同じくらいに下がります。
熱が抜けるとともに、外気の冷たさもしっかりと入ってきます。
これが断熱の良い家と悪い家の大きな違いです。

この熱の出入りは構造体の素材でかなり違ってきます。
金属製の手すりや鉄棒の棒などを触るとひんやりします。手のひらの熱が金属に伝わっていきます。これが木製のものでは冬でも、そう冷たいと思いません。しかし、塗装などがしてあると冷たいと思うことがあります。分厚い塗装で熱伝導率の違いが出てます。
この熱が伝わるのがどのくらい早いかが熱伝導率です。
木の熱伝導率は約0.2W/m・Kです。鉄は約80W/m・Kです。この数字が大きいほど熱が伝わりやすいです。

昔はほとんどがアルミサッシでした。アルミの熱伝導率は約230W/m・Kです。いかに窓に使わない方が良い熱伝導率の高い素材を使用し続けていたのがわかります。
海外のサッシでは古くから木製のサッシの外側を薄いアルミ素材で包み耐久性を高めたアルミクラッドと呼ばれるサッシがありました。
断熱のことを考えて、しかも耐久性の高さということでアルミクラッドのサッシです。
そして今では当たり前のペアガラスですが海外では大昔から使われてました。いかにお粗末な家をずっと日本では建て続けていたのです。

ここで木の熱伝導率ですが鉄やコンクリートよりは断トツで低いです。
ただ、壁の中に入れ込む断熱材よりは高いです。
そこで熱橋の現象が起こらない訳ではないです。
そして、最近は構造体の強度アップ・耐震性アップのために金物で接合部分を強化してます。
屋外側から室内側まで金属製のボルトが貫通してます。この金属のボルトやナットは非常に熱を伝えやすいです。
熱伝導率の低い木の中で熱的に弱点となります。

そこでこの接合部に発砲系の断熱材を吹いたりしているところもあります。
しかし、薄く付くだけです。はみ出した分はカットします。外壁材が来るためです。ないよりはましレベルの断熱です。
構造用合板を張らずにダイレクトに外壁材を張る家が多いです。
そこでこの接合部から熱が逃げたり、冷たさが入り込んでます。
このタイプの家は暖房を切るとすぐに部屋が冷える原因のひとつです。

アートホームズでは外壁側にダイライトというボードを張ります。これだけでも金属接合部の熱橋は防げます。
これにダブル断熱仕様の家を選択すれば、外張り断熱の断熱材ですっぽりと包み込みます。
しっかりと外気の熱の影響をカットします。
そこで暖房を切っても暖かさが長時間保たれます。

最近、ダブル断熱を売りにする会社が増えてきました。
そこで調べるとペラペラの断熱材を外張りしている会社が多いです。
ある程度の厚みがないと接合部に吹く断熱材と同じでほとんど効果がないです。
それでもダブル断熱の家・凄い断熱性能の家と宣伝してます。
そこで高断熱の家を建てたのに冬に寒いとなります。
すべてのダブル断熱の家が凄いわけではないです。
仕様・断熱材の厚みなどをよく検討しましょう!!

自然素材にこだわった、断熱性の高い家を適正価格で、ご提供してます。
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