換気が落ちる

換気1

換気2


最近は常時換気システムが義務化されています。
窓を閉めていても換気が出来ていることになってます。
これの大きな目的はシックハウス対策です。
冬場などに寒くない程度にゆっくりと2時間くらいで一回程度で家の中の空気が入れ替わるというものです。

ところがコロナ禍以来換気が重要と少しだけ窓を開けておく方とかあります。これで常時換気システム以上の換気ができるという思惑ですね!!
ところがもし換気扇側近くの窓を少し開けたりすると、その開けた窓と換気扇との間の周りの空気はかなりの勢いで入れ替わります。

ところがそれまでは計画的に換気口と換気扇の位置を計算して風の流れをつくり部屋の中の空気を満遍なく入れ替えることが出来ていたのに、軽く窓開けでそのバランスが崩れる場合があります。
そこで換気不足が発生することがあります。

ここで話を進めますが、わざとすこし窓を開ける場合とは別に家が隙間だらけだと同じ現象が起こります。

「最近の家は隙間風などない家が普通だろう!!」
と言われそうですが、建てる家によっては少しの隙間があるの場合があります。ところどころにあればかなりの隙間になります。
また、日本で多用される引き違いの窓は気密性が低く、サッシのレール部分や合わせのところに隙間があります。そのあたりから風が入り込みます。

このように隙間が無いような家でも実際は隙間があって換気がうまく行ってない場合があります。
高気密高断熱住宅と言っても実際はスカスカで換気問題だけではなく、隙間があればそのあたりで「結露」もできやすくなったりし、換気不足以外のトラブルも発生します。

今期はインフルエンザの大流行があります。
その中で換気装置があるから換気は大丈夫という方もありますが、ウイルスなどを排出するという換気ではないです。
しっかりと窓開け換気が必要です。
窓開け換気で数分でしっかり換気が出来ます。

基本は対面する窓をしっかり開けるですね!!
窓を一枚開けるだけでは風が抜けていきません。
寒い時期ですがインフルエンザ対策としては窓開け換気が必要ですね!!

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