エアコンが効かない

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昨日は加計で30℃を記録しました。
今年は4月からあちこちで30℃越の気温が記録されてます。
すぐにエアコンが活躍する季節となります。
少し前にもエアコンの試運転に触れましたが、早めに点検が必要です。

暖房でエアコンを使っていて冬場にちゃんと動いていたと言っても油断できません。
暖房と冷房では逆の動きをします。
暖房時は外気の熱を集めて圧縮します。その集めた熱を暖房として使ってます。エコキュートがこの原理を利用してお湯を沸かしてます。

冷房では逆の動きとなります。
熱を外に排出します。そこで暖房でちゃんと動いていたとしても、冷房でもちゃんと動くかはわかりません。
30分くらい試運転して冷えなかったら点検・修理が必要です。

部屋が原因で冷えなくなることも・・

よく急にエアコンの効きが悪くなることがあります。
それは部屋というか、家の問題の時が多いです。
エアコンの室内機の送風口に手をやると冷たい風が出ているでしょうか?
もし、冷たい風が出ていたら家の問題かもしれません。

最近、「内部結露」(壁内結露)のトラブルが注目されてます。
冷暖房が必要ない時期でも室内では人が生活するので大量の湿気(水蒸気)が発生します。
現代の家では24時間常時換気の義務付けがありますので換気が出来ているのである程度は汚れた空気とともに外に排出されますが取り切れない湿気(水蒸気)は室内に留まります。

水蒸気の粒は非常に小さく、ビニールクロスや石膏ボードを抜けて壁の中に侵入します。
そこで壁内に湿気(水蒸気)が入ると断熱材が吸い込んでしまいます。
調湿性能の低いグラスウールなどは吸い込んだままです。
水を吸った断熱材は重さで落下してしまいます。
こうなると断熱材があるべきところになくなります。
そこで断熱性能が落ちてエアコンの効きが悪くなるとなります。

家が腐る


エアコンの効きが悪くなることも大きな問題ですが、もっと大きな問題が潜んでます。
それがイラストにあるように家が腐るという問題です。
落下した断熱材は湿気ています。湿気た断熱材にはカビや腐敗菌が発生しやすくなります。
そうすると落下した断熱材付近の柱や土台が腐ることとなります。
家の劣化とともに耐震性も大きく落ちてしまいます。

阪神淡路大震災頃からこの家が腐ることが問題視され始めてます。
新耐震基準の家が、そして新築同様の家が地震の揺れで倒壊する事例が報告されてます。
新築時は耐震性の高い家が経年で極端に耐震性が落ちるのです。

また、湿気た木材にはシロアリも付きやすくなります。
シロアリでボロボロにされた家も耐震性は落ちます。
「内部結露」(壁内結露)のトラブルの怖さを知り、発生しない、し難い家を検討しましょう!!

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