2021-05-18 線状降水帯

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梅雨入り後、梅雨の末期のような雨の降り方をしましたね。

九州の方では 線状降水帯が発生してました。

この 線状降水帯は、様々な条件が重なり、巨大な積乱雲が次々と並んでいき、数時間に渡り大雨を降らす現象らしいです。

広島でも2014年8月に大規模土砂災害を受けました。

中四国を中心に発生が多いようですが全国で発生してます。

ウェザーニュースさんが線状降水帯マップを配信されてます。

https://weathernews.jp/s/gensai/map_linear_rainband.html

気になる方はチェックされると良いですね。

長時間、雨が続くと軒のない建物は水が入りやすくなります。

実は軒が建物を守っていると言えます。

雨が降り出すと軒のない家はダイレクトに雨が外壁に当たります。

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軒の出の多い家では、雨が吹き込むような時でない限りは雨が降っても窓を開けても雨が入り込むことは少ないです。

ところが軒のない家では、雨が降れば窓が開けられないとなります。

コロナ禍の中、小雨なら少しぐらい窓を開けときたいところですが。ちょっと厳しいところです。

また、外壁を雨水が流れるので、汚れたり雨だれができたりします。

隙間があれば壁の中に水が入り込みやすくなります。

大雨では音もすごい!!

大粒の雨が降る場合は、激しい風も吹くことも多いです。外壁に雨が当たる音がすごいです。軒があればその音も軽減されます。

雨音がすごくて眠れないとかよく聞きます。

まあ、音が入りやすい家が多いのが原因の一つですが・・

やはり、日本の雨が多い気象条件に向いている家づくりが大切ですね。

軒ゼロの家はアメリカの雨の少ない西海岸あたりでは良いですが、日本では建てるべきではないですね。

アートホームズでは、静かな家が売り物になってます。

お施主様からは「雨が降り出すのがわからない」と嬉しいクレームを頂いてます。