どこの家を建てても同じ?
どこの家を建てても「同じ」なのでしょうか?
登山ではその山で登山道は複数あることがありますが、頂上に登ってしまえば目標の達成です。
どのルートを登ったかよりも、頂上に達したということで目標は達成させられます。
それは「山」というすでにあるもの(完成されているもの)に挑戦するからですね。
家づくりはそうは行きませんね。
一から作り上げていきます。
また、完成しても住み続けていきます。
ある面、ゴールもないと言えます。
今の日本の家づくりは・・・
極端なことを言えば一階から指定した階にエスカレーターで何も文句を言わずにお施主さんに素直に乗って欲しいというのが本音です。
指定した階に指定通りにハウスメーカーの思い通りに上がって欲しいのです。
自分は階段で上がるとか、壁をよじ登つて指定の階に行かれたら困るのです。
家で言えば、なるべく同じデザインで、同じ間取りで、同じ建材・仕上材を使って家を建てることを意味します。
各家族で家族構成も違えば、好みや感じ方、欲しい物も違ってきます。そこで各個性を生かした家づくりが求められるはずなのですが、メーカー側が「夢」を潰しながら、画一的な家を作る方向に向かわせています。
そこで完成する家は不満だらけ、営業マンや現場監督・ハウスメーカーとは喧嘩状態というのがほとんどです。
アートホームズではこのような日本の家づくりを変えていかないと行けないと思ってます。
少しの間この件を掘り下げて考えていきたいと思います。
次回に続く