新築VS中古

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家を手に入れる手段に新築、土地を買って注文住宅か建売を買うという方法と中古住宅を買って手を入れて住むという方法に分かれると思います。

中古住宅は価格の割には立地の良い場所が手に入れられます。

新築で立地・環境の良い土地を求めると、どうしても土地代が跳ね上がりトータルコストが高くなる傾向ですね!!

メリット・デメリットが双方にあります。

中古住宅の場合は知識がないと見えないデメリットに苦しむことになります。

中古住宅の見えないデメリット

昭和47~8年前後(1972~1973頃)あたりでコンクリートに川砂を使用してましたが不足から海砂を洗って使うようになりました。この頃のコンクリートはあまり良いものではありません。

技術が未熟で塩分の残留などでコンクリート内の鉄筋に悪影響が出てました。

また、大きな地震が続き昭和56年(1981年)に大幅な耐震基準の改定がありました。震度5強程度の中規模地震では軽微な損傷ですみ、震度6強から7に達する程度の大規模地震でも倒壊は免れるという厳しいものです。

現在でも基準とされている耐震基準です。そこで選択肢としては昭和56年(1981年)以降の家が良いとなります。

そして、毎度お伝えしてきているのが壁内結露による家の劣化です。

壁内結露の発生で壁の中の断熱材が水分の重さで落下、湿気の高い壁内でカビや腐敗菌が発生して、土台や柱などを腐らせてしまいます。

残念なことに見た目にはほとんどわかりません。リフォームで壁を落とすと発覚ということがよくあります。

昭和56年(1981年)以降の新耐震基準の家でも土台や柱が腐っていたら、新築当初の耐震強度は出なくなります。

素材の良いものを探すのが大変!!

中古住宅のメリットも多いのも否定はできません。

そこでデメリットの少ない素材の良いものを探すのが一番ということになりますが、それがプロでも大変なので一般の方には本当に大変だと思います。

築年数の浅いものでも壁内結露の問題は出ていることがあります。要注意ですね。

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