矛盾

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矛盾という言葉があります。大昔に中国に「楚」という国がありました。そこにある商人がいて、この「盾」(戦の時に剣や矢から身を守るもの)と「矛」(剣の一種、武器)売ってました。

その商人は「私の盾は堅くて、どんな矛も突き破ることはできない」と言う一方で、「私の矛は鋭くて、どんな盾でも突き破ることができる」というのが宣伝文句でした。

ある人がその商人に「おまえさんの矛でおまえさんの盾を突いたら、どうなるのか?」と尋ねると商人は話に詰まってしまったということです。

現在では辻褄が合わない時などに使われる言葉です。

建築業界の矛盾

メ-カ-さんが大大と宣伝する家は、開口部の広い家をバンと映し出したりしてます。リビングは全面広々としたサッシで解放感はばっちりです。

ところが開口部(窓)を広くすると、サッシやガラスの性能は向上してますが、やはり壁などに比べたら断熱性能は落ちます。冷暖房の効率は悪くなります。

そして、開口部が広いと強度は落ちます。耐震性は二の次というですね。

それで業界一の断熱性能と耐震性、なんてうたってます。これこそが「矛盾」です。

最上級の住宅設備と言いながら、最低のものを使ったりもしてます。弊社のオリジナルの住宅設備とかが一番怪しいです。海外で本当に安く制作した住宅設備だったりします。2,3年でキッチンの扉が落ちるとか話を聞きます。正確には最近はスライド式の収納なのでスライドの棚が落ちるというのでしょうか?

家づくりの中でこういうところも、しっかり把握しておきたい!!

住宅展示場のモデルハウスはそれは素敵な家が並んでます。その家の裏側を見ていただきたいです。十台近いエアコンの室外機が並んでフル活躍してます。

入れば快適な空間が広がってます。吹き抜けもあっても寒くないです。これは強力なエアコンがなせる業です。一般家庭ではその冷暖房費を払うことは厳しいです。

吹き抜けやリビング階段にあこがれて、間取りに取り入れられる方が増えてます。

ところがメーカーさんの家の断熱性能で吹き抜けやリビング階段を間取りに取り入れると大変なことになるのです。

とくに冬場は大変で、暖房すると上からどんと冷たい空気の塊が落ちてきて、不快で恐ろしく寒いとなります。

実は高い断熱性能があるれば、吹き抜けやリビング階段を間取りに取り入れても、快適で冷暖房の心配も少なくて済むのです。

弊社の施工事例を見ていただければわかりますが、かなりの家が吹き抜けがあったり、リビング階段です。

しかし、お施主さんからは「寒い」というクレームはないですね。しっかりとした断熱性能のある家だからですね。

この連休には引渡し前のお宅をお施主様のご厚意で見学会を行います。モデルハウスも見学可能です。

気になったら、ご連絡ください。ご案内いたします。

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