フランチャイズ(FC)

大手さんの看板を上げていても、フランチャイズ(FC)形式の会社が存在することをご存知でしょうか?!

ハウスメーカーさんの営業形態で、直営店形式とフランチャイズ(FC)形式のふたつの場合があります。

直営店形式の場合は東京かその会社が立ち上げたところに本社を置いて、各地に支店とか営業所を置いてます。

ところが一部の会社は本部を東京などに置いて、支店とか営業所ではなくて、加盟店という形で構成されて、営業拠点を増やしていく形をとっています。

直営店とフランチャイズ(FC)形式が混在している場合もあります。

ただ、表向きにはフランチャイズ(FC)であることはわかりにくいようにしてます。

飲食などは〇〇店という表現が多いですが、ハウスメーカーの場合は〇〇支店、〇〇営業所と明記したりしてます。

加盟店は、〇〇ホームとか親会社の看板、ブランド名を使用してますが、別会社で運営とか資本には親会社(本部)は関与してない場合が多いです。

そこでハウスメーカーさんだから安心とも言えない面があります。確かに、その親会社から供給される家なのでハウスメーカーさん特有のスケールメリットなどは取り入れられています。

ところがすべてが供給されるわけではない場合も多いです。加盟店の方で地元で手配する建築資材が出てきたりもします。また、本部にブランド料の支払いをしたり、一軒あたり手数料的に支払ったりする場合もあります。

そこで、直営店と加盟店(FC)では住宅の本体価格が違ったりします。おわかりだと思いますが加盟店(FC)のほうが直営店よりも高めとなります。

運営や資金的に関与していないことが多いということは、最悪は加盟店(FC)の倒産リスクがある可能性もあるということです。

このご時世ですから支店、営業所の閉鎖とかは良くあります。実は加盟店(FC)の倒産だったりします。

ハウスメーカーの工場から送られた家一式を上手に組み立ててもらわないと行けないので、組み立てなどの指導はあったりしますが、会社の運営や営業、接客といった面は一切関与しないのが普通です。

家の施工は加盟店の力量次第となります。元が良くても現場の施工は加盟店の実力次第です。直営店と加盟店では家の仕上がりが違うとか業界の中ではよく聞く話です。

さらに、加盟店が建てた家の保証などを本部は一切関与しないという場合もあります。アフターケアも加盟店任せということが多いです。

ある会社の場合は本社(本部)のオリジナルのソーラーパネルを加盟店には売りつけるが、施工は加盟店任せ、メンテナンス・修理も加盟店任せとなってます。

ほとんどの場合は専業メーカーのパネルより劣っているクオリティのパネルを自社ブランドで生産することがほとんどです。本体の性能よりも、その部材からできるだけ利益を出すことが目的で自社ブラントのものを開発、使用してます。

そこで、故障やトラブルの発生率が高くなります。そのブランドのパネルを使う加盟店は修理等は加盟店任せなので、本部の意向を無視して、専業メーカーさんのパネルを使うということをしていたりします。

直営店と加盟店(FC)で仕上がり・クオリティ・アフターケアまでが違うというのは困りものですね!!

今は万一の倒産の場合は保険の義務付けがあり、家自体は建てられます。

ところがハウスメーカーの場合は特殊な工法や施工方法がある場合が多いです。それが本部が関与してくれないとなるとお施主さんは困ってしまいます。

弊社のような在来工法の家でしたら、他の会社が受け継いでも、工事を続行することは可能です。

アフターケアも本部が関与しないとか不安しかないですね!!

在来工法の家でしたら、価格的には違いますが、どこの工務店・建築会社でもアフターケアが可能です。

家を依頼するときはその会社の業務形態、財務状況、工法などをしっかりとチェツクが必要ですね!!

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