粉塵爆発

ある製菓メーカーの工場が火事になり、多くの従業員が亡くなった火事のニュースを耳にされた方も多いと思います。

この工場では過去にも小規模な火災を繰り返していたらしいです。

お菓子のカスで火災とか、ネットニュースにはありました。

どうやら粉塵爆発ではないかと思われますね。

粉塵爆発は可燃性の粉が何かのはずみで、バラ撒かれたときに火源となるものがあると大爆発を起こします。

可燃性の粉は家庭では小麦粉や砂糖でなる可能性があります。

火源については直接的な火以外にも、静電気などでも発生します。

粉の粒子が細かいほどなりやすいです。

粉は容器に入っている状態ではライターなどで火を付けても火は付きません。ところが空気中にバラ撒かれたりすると猛烈な勢いで爆発します。

粉塵爆発は思わぬところで発生することがあります。

我々の仕事の中でもあります。

木をカットする際に小さな木くずが大量に発生します。また、解体時とかに天井板を剥がすと大量のホコリがバサッと撒き散らされることがあります。

このときに火源があれば粉塵爆発が起こる可能性があります。

家庭の中でも小麦粉を撒き散らす方はほとんどないですね!!

お菓子作りが趣味なら可能性もありますが・・・

ただ、小麦粉の容器を落として床にバラ撒くとかは可能性があります。

それを掃除機で一気に吸い込むと掃除機内が粉塵爆発を起こしやすい環境となります。また、性能の悪い掃除機だと排気で細かい粉塵を撒き散らす可能性もあります。

そこに火源があれば粉塵爆発ですね!!冬場は静電気が起こりやすいです。フリースなどの静電気が起こりやすい服装の場合は、実際に火花が見えるほどの静電気が起こることがあります。

危険がある可能性があることを「知っている」とその危険を回避することができます。毎日の生活の中でも、気をつけないといけないことがたくさんあります。

火元がない場所から火災が発生とかいう場合にこんな原因ということもあります。

粉塵爆発とは違いますが、今はセルフのガソリンスタンドが増えましたが、給油中に携帯を使うと給油口から発生するガスに携帯の中で発生するごく僅かな火花、静電気で爆発ということもあります。
着信のときにバイブモードだと小さなモーターが仕込まれてます。バイブが機能するとモーターから出ますね!!

注意をすれば回避できることも多いです。
気を付けたいものです。

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