2022.03.02
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Low-Eペアガラス
暖房で暖めた熱が窓から抜けてますとCMをやってますが、壁に比べてどうしても窓は断熱性能が下がります。
アルミサッシから樹脂サッシやアルミ+樹脂のサッシが当たり前になりつつあります。
ガラスはペアガラス、トリプルガラスと進化してます。
その中で、Low-Eペアガラスが使われることが増えてます。
Low-Eペアガラスとは
Low-Eペアガラスはガラスの内側に金属皮膜をコーティングしたものです。
視界を遮らないように工夫してあります。この加工をすることで断熱性能が上がったり、日射量の調整、紫外線カットなどの効果があります。
ペアガラスですと外側のガラスの内側にコーティングされているのが「遮熱タイプ」、室内側のガラスの内側にコーティングされているのが断熱タイプです。
この遮熱タイプと断熱タイプを用途に合わせて使います。
厳しい西日が差し込む西側の窓には遮熱タイプを使ったりしますが、基本的には断熱タイプを使います。
遮熱タイプは日射量の調整、紫外線カットが凄いので使うと良いように思えますが、太陽光は明るさだけでなく、熱も供給してくれています。これを大幅にカットされると冬に寒くなります。
日射量の調整、紫外線カット量は落ちますが、室内の熱を外に出しにくくなるので断熱タイプを使うことが多いです。
日射量の調整、紫外線カットもある程度はあるので一般住宅には使いやすいです。
Low-Eペアガラスだけでなく、最近は断熱性の高い「アルゴンガス」をペアガラスの間に入れたものを使います。これで窓の断熱性能が高まります。
室内が見えにくいメリットも
Low-Eペアガラスは条件にもよりますが、昼間は中の様子がほとんどわからないくらい室内の様子が見えにくくなります。
レースのカーテンをしなくても中が見えにくくできます。
ただ、逆に夜間は見えやすくなるので注意は必要です。
上手にLow-Eペアガラスを使うことで断熱性能等が高められます。
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