45年前の家

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45年前の家をリフォームしてますが、新建材の恐ろしさを感じてます。

床に使用してあるのが合板フローのングです。

合板というのは太い原木を一度蒸して、大根の桂剥きのように薄い板上にします。これを木目の向きが交互になるように接着剤で張り合わせたものです。

毎日の生活の中で実体験してますが、接着剤やテープは経年劣化で接着力がドンドン落ちてきます。

建築用に特別な接着剤があるわけではないです。

この家の床も接着剤の接着力が完全に失われてます。

普通はこの床を剥がすのに苦労するのですが、バラバラなので面白いように剥がせます。歩くとブヨブヨしてます。よくこの状態で生活されていたな!!という状態です。

現在の家は集成材だらけ

現在の家はこの接着剤を多用した集成材だらけの家です。

先日、基礎と家をつなぐ土台にも集成材が使われていました。

それも、硬いしっかりとした木の集成材なら良いのですが、スカスカの軽そうな木の集成材でした。

ウッドショックで木材が大幅に値上がりしてます。良質の土台材を使うと高く付くので、コストダウンで使われているのてしょうね?

その家がどうなったか気になったので家らしい形になったときに、もう一度、現場を覗くとなんと土台に柱がめり込んでました。柱に家の荷重が上が建つとかかってきます。その重さに耐えきれなかったのでしょうね?

そして、柱なども集成材です。この家がある程度の年数がたったあとにどうなるのかが心配ですね!!

心配というよりも!!

先日も家の近所で築15年というハウスメーカーさんの家が解体されてました、床から45センチ位までの壁はすべて黒くなって腐ってました。そして、現場にあるプレハブのような家です。こんなに粗末な建材を使うのかという家です。

この家も接着剤を多用した家です。接着剤が湿気に弱いというのもわかります。水回り付近のババラ度が異常に高かったです。

こんな家でもハウスメーカーなので高かったはずです。まだローンが半分以上はあるのでは・・・?
これにまた借金が上乗せなのでしょうね!!

できるだけ無垢材を使用した家は長持ちします。

今、リフォームしている家でも、床材以外はしっかりとした材が使用されているので問題ないです。

ただ、びっくりするのは断熱材が入っていない点ですね!!
こういう家は、なぜか外よりも寒くなります。!!

今回は床だけです。他は依頼されてません。この寒い家に住み続けるのですね!!

断熱の良い家に住み慣れているので、現場が寒いのがつらいです。

皆さん、丈夫で長持ち、寒くない家を建てましょうね!!

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