バリアフリー住宅裁判

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事故で重度障害で寝たきり状態なった息子さんのために生活がしやすいようにバリアフリーの自宅を建築する契約を結んだのに、不適切な建物を造られたとその息子さんの両親が契約相手のあるハウスメーカーさんに損害賠償を求めた訴訟がありました。

その判決は建物に瑕疵があったと認めて540万円の支払いを命じました。その中にはこのような事例では珍しく損害賠償も含まれてました。

その息子さんの病状は少しの段差があっても、痰がのどにつかえてしまうという状況で最悪は生死にもかかわるようなことです。

そこで施主さん側の要望はしっかり、建築側に伝えていたと思いますが、そんなことはお構いなしにドアのところの段差や玄関前の急なスロープなどがある住宅を引き渡したようです。

この裁判の争点は、お施主さんの注文が完全バリアフリーだったか否からしいですが、息子さんの状態はしっかりと伝えていたと思います。

そこで出されたプランはしっかりと段差のある住宅で完全バリアフリー住宅ではなく、その図面を詳しい経緯はわかりませんが、父親にこの図面で契約させているようです。

メーカー側は段差が記された図面に父親の承認印があることを根拠に完全バリアフリー住宅ではないと否定したらしいです。

最初からお施主さんに寄り添うという感じでもなく、障害者や障害者の生活を理解してない、理解しようとしないハウスメーカーであることは明白ですね!!

利益優先の家づくりと思えます

お施主さんの要望を叶えるよりも、利益優先の営業態度が起こした結果ですね!!

完全バリアフリーとなると、細かい配慮が必要で、お金もかかります。もちろん、知識や経験も必要ですね!!

場合によっては専門家の知識やアドバイスを入れるということも必要だと思いますが、その辺りは無視していたのでと思われます。

家や建築の知識に乏しいお施主さんを相手に家を建てる打ち合わせをするのですから、それなりの配慮が必要と司法も判断したのが今回の裁判ですね!!

この件は極端な事例ですが、以前にもお伝えしたことありますが、ハウスメーカーさんとの家づくりに挫折したり、疲れ果てて、ご来社されるお施主さんが本当に多いです。利益優先の営業態度からですね!!

本当に家づくりはパートナー探しが重要です。

設計士と対話しながらの家づくりはいかがでしょうか?

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