５月は羽アリのシーズン

シロアリの被害は住宅に多大な被害をもたらします。

４月の下旬から５月にかけて気温が上昇し始めるとシロアリは羽を付けて新しい巣を作りに飛び立つ時期となります。

この時期だけ羽アリとなるので発見しやすい時期です。

家の周りに古木が置いてあったり、雨トイが痛んでいたり、雨漏りがある様な家も要注意です。

増改築をした家などは建てたときに比べて、床下の空気の流れが悪くなってしまうことが多いです。増築部分が空気の流れを止めたり、変えたりしてます。

餌となるものや湿気が多いとシロアリが繁殖しやすいです。

一番使われている「グラスウール」ですが、これはガラス繊維でできてますからシロアリは喰いません。「グラスウール」のみならシロアリのコロニーも消滅してしまうそうです。

ところが「グラスウール」は施工が悪いと(ほとんどの現場で正しい施工がなされてないです!!)壁内結露が発生して、壁の中がベチャべチャになりシロアリが好む環境となりやすいです。

シロアリが一番好む？断熱材は吹付のウレタン系の断熱材です。巣を作られて大きな穴をあけられてしまいます。防蟻処理をした断熱材はほとんどありません。

最近、急に家が寒くなったと壁を調査すると壁の中の断熱材が喰われて大きな欠損が各所にあった事例が報告されてます。

セルローズファイバーは新聞紙をリサイクルして作られた断熱材です。

原料の新聞紙自体はシロアリの大好物ですが、セルロースファイバーにはホウ素(ホウ酸)が20%程度含まれてます。これは防火性能を高めるためですが、防蟻成分としても働きます。

シロアリがセルロースファイバー食べることで死んでしまうのです。壁の中で断熱材を貫通して穴を開けるということもないです。

ホウ素(ホウ酸)が添加されているので、もちろんゴキブリに対しても効果が大です。

高い断熱性能とともに、防音や防虫、調湿性能の高さと本当にスーパーな断熱材ですね!!

断熱材ならどれでも同じではないです。

よく検討してから選びましょう!!

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