熱が伝わりやすいものは避けた方が良い

New file(34)


昨日はダブル断熱の採用の理由ついてでしたが、断熱を考える際に熱が伝わりやすいものは避けた方が良いというのがあります。

ヒートブリッジの問題ですね。柱や梁が外部の熱を内部に伝えてしまう現象です。

昨日もお伝えしましたが木材であっても断熱材よりもはるかに高い熱伝導率です。そこで鉄やコンクリートはなおさら伝えやすいです。

夏は太陽熱で灼熱地獄、冬は冷気を外壁からどんどん伝わります。特に鉄骨はつながってますのでヒートブリッジの現象が家全体に伝わります。

日陰の部屋でも夏にはむっとしてくる現象が起こります。冬なら底冷えがするとなります。

そこで、そんな家は光熱費が高くなるうえ、結露の発生します。

それを避けるためには外壁からの熱を伝えないように外張り断熱をするというのが最良なのに、日本のそのような家はほとんど外張り断熱を採用してません。

採用していてもオプションか最高ランクの家です。当然、コストは上がります。

悪影響が出るものは使わない方が良い!!

悪影響が出るものは使わない方が良い、食べるものなら摂取しない方が良いということは誰でも思うことです。

そのような家を外張り断熱にしても完全にはヒートブリッジの問題を100%抑え込むことはできません。ある程度、減らせるだけです。

このことが断熱基準の義務化が提案された時にそのような家は生き残れないと言われた原因です。

断熱基準の義務化は今のところ延期されてます。そこでそのような家は生き残って建て続けられてます。

そこで断熱のこと、エコ、地球の温暖化のことを考えると、そのような家は建てない方が良いと思います。

欧州を中心とした住宅の先進国では一定の断熱基準を超えられない家は建てさせないようにしたり、身体に影響が出るような建材の仕様は禁止されたりしてます。

日本では高い断熱基準の設定や建材の規制がものすごく甘いです。

そこで消費者の方が安全や健康に暮らせる家を選択する必要があります。

欧州を中心とした住宅の先進国の家のように、どの会社の家を選んでも安全や健康に暮らせる家ではないです。

家のことなら何でも!
アートホームズにご相談下さい !
まずは、家づくりの無料相談会「山田塾」にご参加ください
☎ 082-836-3881
『「山田塾」に参加したいのですが…』とお伝えください