弊社の家はこの時期になぜ快適なのか?
先日、高断熱住宅の熱こもりについて触れました。
これはグラスウールやウレタン系の断熱材に新建材を組み合わせた家でのことです。
弊社の家の場合はこの蒸し暑い時期でもかなり快適です。
違いはどこにあるのでしょうか?
答えは、湿度の問題です。
調湿性能の差ですね!!
湿度が低くなるだけで涼しく感じます
以前もお伝えしたことありますが、夏場など湿度が下がるだけで涼しく感じます。
今、日本の家のほとんどはグラスウールやウレタン系の断熱材が使われており、ビニールシート張りの仕上げ材、塗装した床など調湿性能を持った建材は使われません。
湿度80%以上になることが多い、この時期ではそれほど室温が上がらなくても不快と感じます。
こういう家で高断熱化すれば、熱こもり現象が発生します。基本的に窓を開けない設計なので窓開け換気をしても、通風が悪くて熱や湿気を追い出しにくい構造でもあります。
この家では大掛かりな換気装置とエアコンによって快適な環境を作り出すことになります。
各部屋にダクトを配置して熱交換装置を付けて換気をします。
実はこの換気システム自体、空気を各部屋に送り、吸います。それだけでも莫大なエネルギーを消費します。換気装置だけで月に8000円から1万円くらいの電気代か掛かる換気装置が多いです。
換気装置のスイッチを入れると、電気の計量器が激しく動き始めます。かなりの消費量です。月に8000円から1万円となるとご家庭で使う電気代に近い数字ですね!!
あまりにも電気を喰うので切っているという話をよくお聞きします。
熱交換のついているものは・・・
熱交換ができるものでは、冷やした(冬なら暖めた)室内の空気を利用して、新鮮な空気を室温に近い温度に熱交換器でします。
夏の場合は冷やした部屋の空気のを消費します。(冬場も同じ)熱交換器で消費した分はエアコン等で補わないといけません。
これをしないと換気装置を働かせた分だけ、室内の冷やした空気を消費するので暑くなります。(冬なら熱を奪って寒くなる)
このシステムは吸排気で使う電気代とともに、熱交換器で奪った分を補うエネルギーということでダブルで猛烈に電気を消費するのでランニングコストが凄いです。
快適な空間を作り出すのに月に数万が必要な家があるは事実です。
快適な空間といっても、機械的に強引に調整するので乾燥気味ということが多いです。
弊社の家の場合は・・・
自然素材仕上げで、自然素材の断熱材です。
調湿性能の高い素材ばかりです。
これらの建材がちょうどよい湿度に自然素材のチカラでしてくれます。
素材自体の力なのでかかる電気代はゼロです。
無駄に大切なエネルギーを消費することはないです。
日本の場合は四季があるので多湿時期ばかりではないですね!!
乾燥時期は自然素材が含んで湿気を室内に戻してくれます。
この際も電気代はゼロです。
エネルギーを消費だけの問題だけではなく、本当にちょうどよい快適さが良いのです。
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