熱の特性
エアコンが暑い部屋ではなかなか効かない!!
これは熱の特性からくるものです。
熱の伝わり方には、放射、伝導、対流の三種類があります。
放射
熱は物から電磁波として四方八方に広がってます。
太陽からの熱は途中は宇宙の空間ですから、空気など熱が伝わるものがなくても地球に電磁波という形で届きます。そして、地面に当たり熱となり、大地をあたためていきます。
夜になると熱の供給が止まり、空へと熱が逃げるので気温が下がっていきます。夏場は強烈に熱せられるので夜でも大地に熱が蓄熱されているので気温が下がりにくいです。熱帯夜はこうして起こります。
これは家の壁などでも同じですね。とくにコンクリートの外壁とかは蓄熱されやすいので夜になっても、壁が生暖かいです。
暑い部屋では壁などがしっかりと蓄熱されてます。この壁などがしっかりと冷えないと涼しく感じないのです。
伝導
物と物が触れている部分に熱が伝わります。
冬場にホットカーペットなどに乗るの暖かくなる現象ですね。
断熱の良い家でエアコン一台で冷暖房ができるのも、この伝導のおかげですね!!
断熱が高く熱が逃げにくいと、冷やし続けることで熱(冷房なら冷たさ)が伝導で伝わっていきます。家全体が冷えてくると断熱も良いので冷えたままです。
あとはこの状態を維持することだけにエアコンが使われるので電気代を喰いません。エアコンを付けたままの方が電気代が安くなるのは断熱の良い家だからです。
対流
空気が動くことで、その空気の熱が運ばれ伝わる現象です。
エアコンの風に当たると一瞬は涼しくなりますが、家の壁が熱いと熱が伝わってくるので暑いと感じ始めます。
まずはしっかりとした断熱で家に熱を入れない、壁に蓄熱させないことが涼しく過ごせることとなります。
壁の断熱性能の違いが夏の過ごしやすさの違いとなります。
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