すぐに劣化する家

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先日、建てたばかりの家のドアが酷いことになっているという方の話を聞きました。

あるハウスメーカーで数年前に建てられたそうです。その家のリビングのドアのイラストの赤矢印の部分です。ペロッと木目のシートがはがれ始めたそうです。そして、頻繁に使うトイレのドアや居室のドアもそうです。

建てた会社にクレームを入れると・・・なんと使い方が悪いと言われて、「今回は補修して帰ります、補修代はサービスします」とメンテナンスの係りの方に言われたそうです。

建てた方としては、かなり高い(高級な)家を建てたつもりだったそうです。はっきりとは言われませんが弊社の家の倍くらいはしている様子です。

最近のドアは木の粉を圧縮して固めたボードを使用してます。これに木目を印刷したシートを張ってあります。接着剤でしっかりと張り付けたというよりは、シールを張り付けた感じです。

赤矢印のところは面積が狭いです。広い面では接着面積が広いのでかなり張り付いてますが、赤矢印のところ接着面積が狭いのですぐにはがれてしまうのです。まあ、そのうち広い面もシートがはがれてくると思います。

この方の家はまだマシな方かもしれません!!
木目りシートは中には紙に木目を印刷したシートだったりします。セロテープや子供さんが持っているシールなどを張り付けると、剥がすときにペロッと印刷部分がはがれてテープやシールの形に白い跡が出来たりします。

木の粉を圧縮して固めたボードならマシです。段ボールみたいなものを積層させてボードとして、留め付け金具のところだを強化したドアを使っている所もあります。留め付け金具のところがすぐにぶっ壊れてしまいます。

床も同じようなものです。

床材も木の粉を圧縮して固めたボードに木目のシートを張ったものが一般的になってます。

この床材は施工の時も気を使います。張るときに大工さんが強くたたくと変形したり膨れ上がったりします。

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また、最近は圧縮した空気を使って釘打ち機で留め付けるのですが、この手の床材は釘打ち機で留め付けるのを禁止しているものもあります。指定のビスでやさしく留め付けないと留め付け部分が破壊されてしまうからです。

そんな床材が長持ちするわけがないです。そして、水をこぼしたのを放置していると水ぶくれを起こしてしまいます。

また、この床材が傷むと大変なのです。床材をしっかりと接着剤で張り付けているので、はがすのも大変で上から薄いリフォーム用の床材を張るということになります。

ここまで安物を使わなくてもという内容です。キッチンや洗面台の扉も良く落ちるという話を聞いてます。メーカーのオリジナルキッチンと聞くと聞こえは良いですが超安物を発注しましたというのが正解ですね!!

何度も書き込むことになりますが、その家が弊社の家よりも、はるかに高いのです。

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