断熱材はただ入れれば良いというわけではない
画像はグラスウールを使用した現場の画像です。
実に雑に入れられてます。あちこちに隙間ができてます。
また、このまま石膏ボードを張ると断熱材と石膏ボードの間にも隙間ができてしまいます。
この隙間に結露が起こりやすくなります。
施工が楽なようにと袋入りのグラスウールを使う現場がほとんどです。
グラスウールから出る細かいガラス繊維が体の表面に付くとイガイガし始めます。実に不快で、これを避けるために袋入りとしてます。
画像にあるようにこの袋の壁に取り付ける面が気密シート・防湿シートの役目をします。そこで施工が終わった際はピンと連続して張られて、一枚のシートのように見えるように張るのが正しい貼り方です。
実際にはほとんどの現場で間柱や柱の側面にシートの端が止めつけられてます。この上から石膏ボードを張るときれいに張れないからです。
よく、グラスウール断熱材はちゃんと施工されていれば悪い断熱材ではないと言われてます。ところがほとんどの現場で正しく施工がされてません。
現場の職人の断熱材に対する知識がないために、詰め込んでいれば良いという感じです。
断熱材の正しい入れ方の講習会もないようですし、新入りの職人さんは先輩のやることを真似する、それが代々続いているというところですね!!
雑な入れ方、正しくない施工ですと必ず後で、「壁内結露」というトラブルがついてきます。
このあたりにも日本の家が長持ちしない原因があります。
大事な家、資産を雑な施工、正しくない施工でだめにしたくはないと思いませんか?
グラスウール断熱材が問題児というよりも、施工側が問題児なのです。
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