肥料を作るには・・・

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ウクライナ騒動で食料危機が叫ばれてます。

ウクライナやロシアは農作物の輸出国として大きな役割を担っているということだけでないです。

現在、これだけの農作物を生産出来て、世界的な人口の急増を支えているのが「化学肥料」です。1960年ころから使われるようになって2000年代にはその頃の倍くらいの収穫量になってます。

「化学肥料」が今の地球の人の生活を支えているといえますね!!
この「化学肥料」の製造には多くの天然ガスが必要で、作る過程でエネルギー(石油)を必要とします。

それまで使っていた「有機肥料」は価格も高く、多くを生産することはできません。安くて大量に生産できるのが「化学肥料」なのです。

「化学肥料」の生産には窒素と水素が必要でそのうちの水素を天然ガスから取り出してます。アメリカでは使われる天然ガスの2割くらいが肥料の生産で使われているそうです。

また、製造に大量のエネルギー(石油)を必要とします。そこでエネルギーコストが高騰すると、肥料の価格が上がり農作物も高くなるのです。

そして、年中同じ作物が食べれるのが温室で野菜を生産するからですね!!
ビニールハウスを温めるのは石油やガスです。
これもまた、エネルギーの価格が高騰すると連動して高くなります。

天然ガスや石油など化石燃料は資源に限りがあります。使い尽くす日はそう遠くないと言われてます。

そこでできるだけ無駄なエネルギーの消費を抑えないといけないのです。

住宅業界を見てみると・・

断熱性の高い建物にするのが急務ですが、その際に使われる断熱材ですが、多くの会社で「グラスウール」が使われてます。また、最近はウレタンなどの発砲系の断熱材も増えてきてます。

実は製造に莫大なエネルギーを消費します。原料としても使われます。グラスウールの場合主材はリサイクルのガラスですが、それに混ぜる接着剤のようなものやビニールシートは石油からです。

これらの断熱材は、断熱を上げてエネルギーの消費を下げますが、製造の時にかなり消費するのでプラマイゼロにするのにかなりの時間がかかります。そこで断熱を上げても、即には省エネにならないといえます。

弊社が使用する「セルロースファイバー」はリサイクルの新聞紙から作ります。その製造過程はシンプルで新聞紙を砕いて、ホウ素を添加するだけです。ほとんどエネルギーを消費しません。

また、新聞紙はもとは木材、「木」です。「木」は成長過程で二酸化炭素を吸収して、酸素を送り出してます。カーボン的に考えるとかなりのプラスの働きです。

もっと、このような断熱材をもっと使用すればよいのですが、高すぎると使用する会社は増えません。アメリカでは建てる家の4割近くは使われてます。

もっと、エネルギーの消費について考える時なのですが・・

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