掃き出し窓
昨日の続きになりますが、Ua値を低くするには、どうしても窓を小さくすることになります。
今のところ最強というサッシが樹脂サッシにトリプルガラスとなります。(一般住宅で価格的に使えるサッシとしては・・・)
それでも断熱性能は断熱材を入れている壁の半分くらいの断熱性能です。
そこでZEH住宅を設計していくと掃き出し窓の数を減らす、他の窓も少し小さめにするということでUa値を低くするということになります。
掃き出し窓を二つ並べる、一階はすべて掃き出し窓にするといった家は少なくなると思われます。
Ua値を低くすると暖かい家になるとは限りません。
窓は熱が抜けるから小さくという話しですが、実際は熱が抜けるということは熱が入り込むということです。
夏なら断熱性の高い壁や窓で、熱をカットで良いのですが、冬場は太陽の光が入れば暖かくなります。
窓小さいと入り込む熱が少なくなります。
「Ua値が低い家を建てたけど思ったよりは暖かくない家だ」という話しがあります。
窓は小さいし壁は断熱性が高い、日差しの暖かさがほとんど入ってこないからです。
ZEH住宅はある程度は断熱性は高くなりましたが、無暖房でいけるほどの高断熱住宅ではないです。
ただ、肌寒いから暖房を入れるとすぐに暖まります。これまでの日本の住宅よりは断熱性のはかなり上がってます。
そこで毎月の冷暖房費用はかなり削減ができます。
ヨーロッパなどでは本当にすごい断熱性能で、ほぼ暖房なしでも過ごせる家を建ててます。
日本もZEH住宅が終着点ではないです。
さらなる断熱アップが必要とされてます。
自然素材にこだわった、断熱性の高い家を適正価格で、ご提供してます。
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